校長室だより

校長室だより

主権者教育!

衆院選が近づいてきています。

3年生の2/3が18歳を迎えているということは、当然各党の政策を考察したうえで投票に向かう必要があります。

本日は「政治経済」4クラスで主権者教育が行われました。実際に、政策面の違いなどをグループで話し合ったり、政党のHPにアクセスし、ワークシートにまとめる作業が順調に行われていました。

授業の最後に模擬投票を行い、google上のフォームに注視している政策などを入力し、集計させるというところまで、本日の授業内で終了しました。

早く投票結果や、自己の興味ある政策等、結果を確認したいと思いました。

 

 

メンタルヘルスリテラシー!

自分の思いを他人に伝えて、苦しい思いを話したいけれどなかなかできない。

うまい具合に相手に寄り添い、聞き役として気持ちを汲んであげたい。

相手が出している信号に気付き、救いの手を差し伸べてあげたい。

本校は、メンタルヘルスリテラシーの推進校として、教員、保護者、生徒に向けて情報を発信しています。

中間考査明けから、1学年の各HRにて、養護教諭による授業が展開されています。

悩みなどに対し、真剣に傾聴できる環境があればいいですね。

 

担任と生徒がロールプレイを実演してくれました。

授業観察!【10月25日】

国語は新書の紹介をグループで行い、基礎基本に戻り国語学習の大切さを学びました。給食本やプロ野球の選手にまつわる本など、各自が興味関心のある書物を一生懸命紹介し、資料をまとめていました。

音楽Ⅲは、合奏練習で、私も「アゴゴベル」というラテン音楽に使うベルをたたきながら、「情熱大陸」を演奏させていただきました。素晴らしい面々だったので、中庭演奏会が開催できるようにお願いしておきました。

物凄く邪魔をしてしまった様相です。すいません。

 

 

中間考査本日より開始です!

第2学期中間考査が本日より始まりました。

運動部員の「でかバック」が廊下に出されることが、考査の始まりを意識させてくれます。

   

  

朝方は冷え込みましたが、グラウンドも陽を浴びて心地よい一日になりそうです。

しっかり準備して試験に臨みましょう。

授業観察!【10月15日】

3年生の選択体育、「バスケットボール、バレーボール」です。

指導の中で、基本を時間をかけ徹底したいところですが、コロナ禍の影響でゲームに移行する必要が急務とのことです。

部活動に所属している生徒が、全体を牽引してよい見本を見せている点に感銘を受けました。

各自が自分に課題を課し、解決する姿が美しく感じました。

    

 

3学年の体育ということもあり、自己に与えられる役割を充分に理解し、他者との協力を重視していました。

授業観察!【10月14日】

昨日は肌寒く、今日は夏のような一日でした。

天気が良かったので1限は、1年生普通科女子の「ソフトボール」を観察しました。

ティー打撃等、高度なテクニックにも対応できました。スローイングや守備も難なくこなしておりました。

3限は体育館で、1年生商業科男子の「バレーボール」を観察しました。

〇〇先生ワールドが展開中で絶好調、スパイクも形になっていました。

声出し全開まで自粛(サイレント)ですが、オープンになったら、全校を牽引してください。

  

  

皆でご対応くださり、感謝申し上げます。

授業観察再開!【10月13日】

授業観察を開始しました!

本日は5時間連続で参観させていただきました。「FD」・「家庭基礎」を掲載させていただきます。

お弁当の調理と完成後の写真撮影、試食に至るまで。食への探究心に愛情を感じました。

トートバックの制作の中で、ミシンやアイロンを駆使する姿を拝見しました。

真剣な眼差しで作業を進める姿に、一般教科等の授業以上に、自己の感性へのアプローチを感じました。

   

   

長丁場ですが、頑張ります!

赤石竜我選手 感動をありがとう! 銀メダルおめでとう!

平成30年度の本校卒業生、車いすバスケットボール日本代表 赤石竜我選手(日本体育大学3年 埼玉ライオンズ所属)が、東京2020パラリンピックで、堂々銀メダルを獲得しました。

本校在籍時から海外遠征にてスキルを向上させるなど、将来を嘱望されていた若きスーパースターです。

                        (NHKより)

次期、パリパラリンピックでは中心選手(キャプテンか?)になっていると思います。是非金メダルを目指し、飛躍されることを心より期待しています。

スピード、ディフェンス力、シュート力など、どれをとっても世界レベルでしたね。

おめでとうございました。時間があったら、上尾高校にもいらしてください。後輩共々お待ちしております。

 

google meet を活用したLHR!

   

分散登校中の午後組のLHRです。本校は出席番号の偶数と奇数で、時間割どおり授業を進めております。

午前登校組の自宅とオンラインでつなげ、体育祭の種目決めを行っていました。

なるほど、こういった使い方が出来るんですね。感心...感心

私の高校時代にこんな危機があったなら、どんな対応ができたのであろうか?恐ろしいものです。

10日(金)までは、20名ずつの午前午後分散登校です。オンラインもいいけど、やはりクラス全員での交流が再開できれば、これ幸いですね。

第2学期始業式講話

令和3年度第2学期始業式講話

 

 2学期が始まりましたが、通常登校はまたしてもならず、長引くコロナ禍にため息すら出る日々を、生徒の皆さんも送っていることと思います。私は以前、「明けない夜はない」と申してきましたが、一向に現状が打破できないことに対し、不安な気持ちを隠し切れない現実は、誰の心にももやもやした気持ちが、宿っていることと思います。

 本日は、通り一辺倒のお話をしても面白くありません。そこで、皆さんの先輩である、現東京パラ、車いすバスケ日本代表、赤石竜我君が、高校一年生時代に海外メディアから取材を受けた動画が、ネット上に残っていましたので、こちらをご覧ください。

 ー 動画の視聴 -

 今から約6年前、海外のメディアが本校に取材に来て撮影されたものです。今現在、北門横に赤石君を激励するために、パラ出場の横断幕を後援会、事務部長さんにお願いして掲げさせていただいていますので、ご覧になった生徒さんも多いのではと思います。

 高校進学の際、受け入れ学校の選択に苦慮したことが描かれていました。さいたま市出身の彼が、中学校時代から、バスケットボールをはじめ、必ずや日本代表になり、メダルをとりたいという熱い信念を抱き、上尾高校の受検を志し、合格・入学に至ったことは、ある意味偶然の縁だったのかもしれません。もちろん彼の努力は大いに存在したと思われます。

 我々の生活全般は、人と人とのかかわりの中で生かされているといっても過言ではありません。ましてや現世のコロナ禍の時代に、人と人との縁を感じ取りながら、自己の実績や将来への展望等を実現に導くことは非常に困難ということはわかっています。

 しかしながらそういった偶然の縁を、必然の縁に変えていかないと、彼の今回のような成功へのプロセスには到底発展しないと思われます。そこで必要となるのが、求心という言葉です。直訳すれば中心に向かって近づこうとする力です。求心に力をつければ求心力となります。他人を引きつけ、その人を中心に物事にトライする力ということです。

 互いに求心を持つことで、偶然に発生した縁も、必然に発展するといわれています。

 動画の中でも、お母さんが、「障害を持ってもできることが必ずやある」ということを説いていました。また、彼を必要と考えたクラブチームも同様、互いに求心を持ちながら、出会いを必然的な縁に変えていったのです。

 また、赤石君の、必ずやメダルに到達するという熱い志は、互いの求心を結び付けることにつながり、必然的な縁が生まれ、今回の活躍にむすびついたと思います。動画の中でも繰り返し、「僕の人生」という言葉が出てきました。いわゆる15歳で赤石君は自分の方向性や矛先を決め、突き進む決心(求心)を得たのだと思います。

  次期フランスパラでは、赤石君は23歳。チームの中心となり、活躍してくれると思います。またそうなってもらわないと、我々後輩が熱い思いで応援している意味が薄れてしまいます。是非今後も活躍全般に、ひとときも目が離せなくなりそうです。

  皆さんも、高校生活の中で様々な答えを導き出し、そこから自分の必然性を得るために、新たなステージに飛び込んでいっていただきたい。そこは偶然の出会いが多いところかもしれませんが、あなた自身の価値観を理解し、応援してくれる多くの方々がいることを信じて突き進んで行きましょう。

 最後に、MacやiPhoneの創設者スティーブジョブスの言葉を引用させていただき、私からの講話を終了したいと思います。

  「他人の意見で本当の自分の声を消してはならない」

 「自分の直観を信じる勇気を持ちなさい」

  偶然を必然に変えるためには、自分が思う気持ちや、自己の考えを押し殺してはいけない。必ずや自己の考えに同調する者は生まれるという意味だと思います。

 

  長い2学期共に頑張っていきましょう 以上です。

 

第1学期末校長講話

 

 1学期間生徒の皆さんが、学校の諸行事や授業に真剣に取り組んでくれたことに大変感謝します。昨年度は多くの行事が中止となり最後に何が残ったのかのかと考えるに、多くのものが失われ、皆さんの心の中にぽっかり穴があいてしまったのかもしれません。多くのものを動かしながら、学校を廻していくには非常にリスキーな時代ではあります。今年度は、遠足を皮切りに、横のつながりを強めながら、徐々にではありますが正常化に向けてスタートがきれたことに対して、本当に良かったと思います。

 

 本来であれば、横のつながりに縦のつながり、いわゆる異年齢層との交流、上級生と下級生との交流、他人の考えに同調する姿勢が持てれば、皆さんの成長をもっと後押しできるのではと考えます。皆さんを支援し、希望をかなえてあげたいという教職員の強い気持ちを汲んでいただき、ともに学校生活を今以上に楽しく過ごしていければ幸いに存じます。

 

 これから長い夏休みに入りますが、皆さんが生活の基盤に据えていきたいことは何でしょうか?

 

 6月に皆さんの先輩方が、教育実習に来て、母校の教壇に立ちました。初日の1時間目に私のほうから心構えを申したのですが、その中で論語から引用して、こんな言葉を紹介しました。

 

 「知らざるを知らずと為す、是知るなり」

 知っていることを知っているとし、知らないことは知らないと区別する。それこそが知るということ。知ったかぶりをせず、知らないことは知らないとはっきりさせよ、という教え。実習生にも初心に戻り、知識を増やして成長していただきたいとして紹介したものです。

 

 日々生活していると知らないことが多いことに気づきます。また、電子機器やPC、スマホなどの発達により、頭から離れてしまった知識なども非常に多いことに気付きます。長い夏休みに学習を重ねていく場合、必ずや知らないことにぶち当たることでしょう。しかし、そのままほっておくのではなく、知らないことは純粋に知らないという原点に立ち向かってこそ、知るきっかけの第一歩になるのだということです。友人とのちょっとした会話の中、知ったかぶりになることもあるでしょう。知らないことは恥ではなく、知らないことが知ることの第一歩なのです。

 

 先日のTV、プレバトで、タレントの小島瑠璃子さんが、俳句の難しい季語の意味を純粋に問いただしたことがあり、夏井先生に褒められていました。ここで流してしまえば、誰もその意味を知ることができなかった。よく聞いてくれたと。小島さんはほんとに知らなかったことを純粋に問いただしたことで、解説にも深みが増したような気がしました。

 

 この夏は皆さんの心身の成長を後押ししてくれる40日間です。基礎基本に立ち戻り、まずは知ること、興味関心をもって物事に対すること、様々な知識を吸収しながら、2学期、秋を迎えていきましょう。

 再度言います。知らないことは恥ではない、ましてや一つでも知ることの勇気を持ちましょう。それが書籍でも、受験勉強の中でも、ネットでも構わない。興味関心を持ち、純粋な気持ちで計画的に生活していきましょう。

 

 以上で、1学期末の私からの講話を終了したいと思います。

 

始業前のひと時に奏でる音色!

筝曲部のデモが5〇広場で行われました。

  

紫陽花の咲き始めた中庭(5〇広場)にて、朝のSHRまでのひと時にやすらぎを与えてくださった演奏です。

文化部も多くの活躍の場が提供でき、様々な活躍を目にすることができることは大きな喜びです。

全国の場を目指し、練習に励んでいただければと思います。

5〇(ごうまる)とは 50周年行事関連で整備された中庭を意味します。

前期教育実習開始!

こんにちは、教員志望の先輩方が戻ってまいりました。

  

久しぶりに懐かしい顔と再開できました。卒業生が本日より2、3週間の教育実習を行います。

13名の実習生がそろいました(前期)。早速、校門に集合し、在校生に向け挨拶指導を行っています。

多くを学び、志を明確にできる実習であってほしいと思います。

 実習教科: 国語、地歴、公民、数学、物理、保健体育、美術、商業、情報

若いっていいですね。

元気にいってらっしゃい!

昨日の雨がうそのようです。本日は3学年ともに遠足に行っております。

私はお見送りをさせていただきました。集合状況も最高に良く、何時も上高はストレスを感じません。

  

1年生:相模湖プレジャーフォレスト 2年生:清水国明の森と湖の楽園 3年生:ディズニーリゾート

それぞれ元気いっぱいに出発していきました。親睦を深め、行事の第一弾として成功することを心から

期待しています。

これからも安心・安全に留意しながら教育活動をつづけてまいります!

関東で活躍を 埼玉に上尾高校あり!

朝のSHR前の10分間を使い、関東大会を決めたソフトテニス部男女、陸上競技部の壮行会を行いました。

  

  

朝会後に各HRにてリモートの調整を行い、会は大会議室から発信しました。

ソフトテニス部男女は、個人団体での出場、陸上競技部は3段跳での出場となります。

調整の期間は短く、コロナの影響もあり、活動も工夫しなければならないと思いますが、

精一杯努力して本番に臨んでいただければと思います。

決意表明は原稿も見ずに立派に行えて、私だけが用意したものを朗読しておりました。

また、生徒会長も激励の言葉で華を添えてくれました。ありがとう。

 ソフトテニス部(男子)

  池田、川城、鈴木、田近、尾竹、渡邉、高橋、三友 の選手たち

 ソフトテニス部(女子)

  市ノ川、村上、町田、会田、古城、村田、伊藤、武井 の選手たち

 陸上競技部

  野見山 選手

 

この受難の時期だからこそ、思い切り高みを目指してください!

授業観察が始まりました!

今年度から全日・定時併せ100名近い先生方(非常勤を含む)の授業を観察することとなり、予定を前倒しし、この時期から授業観察をスタートさせました。

  

本日は3限の美術室にお邪魔して、2年4・5組の美術Ⅱ(版画制作)を観察させていただきました。

原画をトレーシングペーパーにうつし、木版にカーボンを敷きながら謄写しています。皆オリジナリティーある原画を用意して、実際に版画が完成するのが楽しみな授業でした。

中間試験後も継続して観察に励みたいと思います。

公開授業② 関心の高さがわかりました!

4限に保護者の方々をお招きして公開授業が行われました。

   

   

多くの保護者の皆様が、関心をもって多くの授業を参観していました。

本校特有の、互いに応援しあい、励ましあいながら能力を高めていく姿勢が随所に現れ、

観ていてすがすがしい気持ちにさせてくれます。

このような機会を今後も多く設定し、開かれた学校づくりに尽力していきたいと思います。

受付人数:

 公開授業 176名   PTA総会 163名   進路状況説明会 380名

公開授業① 税務署・税理士会からの講義!

良い天気に恵まれました。本日はタイトルのとおり、学校が行われております。

4限の公開授業を前に...

商業科3年生に上尾税務署の副署長中村様より、御講義をいただきました。

   

昨年も3名の卒業生が、税務大学校でお世話になっています。関東甲信越の国税局管内では

上尾高校の卒業生は、研修の中でも成績が優秀で、期待されている学校の一つであるという

ことです。

さらに今年も、野球部甲子園組のOBであり税理士、越川先生に御来校いただき、エールを

送っていたきました。越川先生は、甲子園でファースト、3番バッターとして活躍された

方です。

配布レジュメにもありましたが、商業科で学んでいるアドバンテージを是非将来のキャリア

に役立てていただきたいということでした。B/SやP/L、有価証券報告書等を基に、今後

は会社の成長度合いなどを中心に、見る眼を養っていただきたいということ。また、税務職

員への誘いとして、明るい職場にようこそというお言葉も併せていただきました。

本日はありがとうございました。

今後もよき連携を、お願いいたします。

希望がある!

   

朝夕と日中の寒暖差が激しい日が続いています。校舎やグランドからは生徒の元気な声が響いています。

そうです、希望をもって生活しよう。学校の代表として各部活動の精鋭たちが毎日しのぎを削っています。

答えは一つではありません。みんなの気持ち、「強くなりたい」「上手くなりたい」「理解したい」「成長

したい」 様々な思いが答えになってはね返ってくる。答えは一つではありません。希望がある限り、完全

燃焼できます。

なぜなら私たちは上尾高校生だからです。

高みを目指そう。上尾高校、我らが母校。

修了式

本日修了式を終えました。希望実現に向けて努力できる新年度となることを願っています。

以下の話をしましたので、御確認ください。

校内のWifiネットワークの整備が終わり、先生方が何度もテストし、このような形で修了式を行えるようになりました。先日も性教育講演会を体育館から柔剣道場にライブ配信しました。授業でも予習や復習に役立つ動画配信なども行われています。だんだん学習環境が充実し嬉しく思います。

 本校は対象になりませんでしたが、日本全国の高校生にアンケート調査をした結果があります。「あなたは自分の自由な時間がどのくらいあれば勉強しますか」というものです。みなさんは、どうでしょうか。「1時間?」「2時間?」「30分?」。この調査は学習成果が上がっているグループとそうでないグループに分けて統計処理をしています。学習成果が上がっていないグループは「4時間」と答えています。定期考査の前に時間があるから、ちょっと勉強するか・・、でしょうか。学習成果が上がっている高校生は「10分」と答えています。通学やちょっとした合間に、さっと頭を切り替えてちょっとずつ勉強するのですね。皆さんはどうでしょうか。その積み重ねが、気が付いたら追いつくことができない差になるのですね。学習と部活動の両立に悩む生徒が多いのも知っています。部活動も盛んな本校では、隙間時間をうまく使うことが大切になります。文武不岐賞をもらった生徒も、そうかもしれません。部活動の盛んな上高、学習と部活の両立で悩む上高生にとって、突破口になるのではないでしょうか。昨日の先輩方の話にも出てきていましたよね。よし、と思ったら実践してください。できるかなぁ、なんて思わずにまずやってみよう。明日からなんて考えていたら何もできるようになりませんよ。

 先日の競技会では、企画や運営をしてくれた生徒の皆さんのお陰で 多くの生徒の元気な姿を見ることができました。大変うれしく思います。ありがとうございました。

 今年一年を振り返ると、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた1年でした。ワクチン接種が終わり、寒い冬を越さなければ、感染がどのようになっていくのか、わからない部分があります。「どのような時に飛沫が飛ぶのか」そのメカニズムを講演会でも説明していただきました。私たちにできることは基本的な感染症予防対策を各自が着実に行うことです。明るい笑顔溢れる上高、これは本校の素晴らしさです。これが続くよう、協力をお願いします。

  外では桜の花が満開を迎えようとしています。「桜は入学式の花」というイメージでしたが、年々開花が早まり、何年後かには「卒業式の花」になっているかもしれません。環境の変化は加速度的です。テクノロジーの変化も加速度的です。社会の大きな変革の中で、自分は何を武器に生きていくのか、どう生きていきたいのか、そんなことを考え、自分を変えていくことも大切になってきました。

 4月からは新しい学年になります。新しい自分をスタートさせるには絶好の機会です。変わろうとしている友達を、温かく見守り、苦しいときは互いに励ますことができる、この素晴らしい上髙の校風、文化。私は大好きです。そんな学校であり続けたいと思っています。

 皆さん元気に4月を迎えましょう。

卒業式

保護者の皆様にご臨席いただくことはできませんでしたが、本日卒業式を行いました。

以下校長式辞です。

 桜のつぼみもふくらみ、春の訪れを感じさせる今日の良き日、埼玉県立上尾高等学校第61回卒業証書授与式をみなさんとともに挙行できますことは、私たちにとりましても、この上ない喜びです。卒業おめでとうございます。

 今まで『当たり前』と思っていたことも、実は尊いものだと気づかされた一年でした。元気な声も楽器の音もボールを打つ音もしない、しんと静まり返った、主人公のいないこの場所は、学校ではありませんでした。奪われた日常にストレスを感じる日が続きましたが、よく頑張りました。再開しても元気なあいさつは聞こえず、暫くは、すれ違っても会釈をするだけでしたが、次第に元気になっていくみなさんの姿に勇気づけられました。わずか10秒のスピーチでも、書いた原稿を見ながら話をする皆さんは、次第に自分の言葉で説明できるようになりました。授業でも生徒総会でもインターハイのプレゼンでも見せてくれた堂々とした姿は他校の先生方もうらやむほどでした。成長していく皆さんは私たちに、多くの感動と、この学校で働く喜びを与えてくれました。心から感謝します。本当にありがとう。

 保護者の皆様、本日はご臨席いただけませんでしたが、3年間ありがとうございました。見守り、励まし、そして心のリフレッシュにたくさんの時間を使っていただきました。たくましく成長した生徒たちを見るたびに、感謝の気持ちでいっぱいになります。お子様たちは私たちの自慢の生徒です。ありがとうございました。

 刻々と変化する情報に翻弄される中、「AGE.FES」が生まれました。ゼロから何かを生み出すことの大変さと同時に新しいものを作り出す楽しさを感じたのではないでしょうか。アプリを自由に使いこなし楽しい映像を作り出す力には驚きました。いつもどおりというわけにはいきませんでしたが、それでもクラスTシャツを着て、熱い拍手で応援するみなさんに、負けた相手を拍手でたたえるみなさんに、上高が戻ってきたという嬉しさがこみあげてきました。

 今日はあいにくの天気です。高いタワーは「霧」に包まれているかもしれません。そこからは美しい景色を見ることもできません。しかしもっと上に登り「雲」を突き抜ければ、下には見事な「雲海」上には輝く太陽を見ることができます。君たちは、今どこにいるのでしょうか。下から雲を眺めているだけでしょうか。晴れるのを待つだけでなく、自分の力で太陽を感じて欲しい。大海原を吹く風にまかせて航海するのではなく、海図やコンパスで位置を確かめ、目標を定め、自分で帆を張り、力強く進んでください。無事を祈る大切な人に連絡を怠ることがあってはいけませんが、時には魚と戯れ、時にはきらめく夜空の星に心をときめかせ人生を楽しむことも忘れないでください。運命の風に翻弄されてはいけません。一人一人が自分の物語を生きてください。苦難こそ希望への道しるべです。

 心許し合える仲間に出会い、無我夢中で歩き続けた高校生活も卒業の時を迎えました。元気に駆け回った校庭、笑顔に光る汗、交わした約束、叱られたあの日も、泣いたあの日も、みんな忘れることのできない思い出です。君たちがくれた情熱は、いつまでもこの上尾高校に息づき、後輩へと受け継がれていくことでしょう。さあ新しい世界へ飛び立とう。必死になって、もがいて、生き抜いて、それでも辛い時には、帰ってきなさい、いつでも待っています。上高はいつまでも君たちの母校です。3年間ありがとう。

 卒業生の門出を祝い、前途に幸多かれと祈りつつ、式辞といたします。

                         令和3年3月13日 埼玉県立上尾高等学校長 林 昭雄

 

大学入学共通テスト問題分析

 3年生は大学入学共通テストが終わりました。ホッとする間もなく、二次や私大受験に向け勉強に励んでいることと思います。

 先生方は共通テストの問題を各教科で分析しました。20ページになりました。昨年度は教員間で共有しただけでしたが、今年度は8日(月)に2年生に1冊ずつ配布します。1年生にはクラス10冊配布します。不足する場合に備え余分に印刷しました。

 

学校説明会が予定されていた1月16日、校長室から書いています

 外を見れば太陽のぬくもりが溢れ、こんなに穏やかな日に、説明会を中止にしなければならなかった現状を残念に思います。リスク軽減策を行って実施すればできないこともなかったが、もし万が一、感染が拡大してしまったら取り返しのつかないことになる、中学生の将来に大きな影響を及ぼしてしまうと考えると、実施には踏み切れませんでした。

 本日、目を輝かせる中学生の皆さんに出会うことは叶いませんでしたが、春に会えることを楽しみにしています。本校のホームページには、たくさんの動画がアップされていますので参考にしてください。また、本日の説明会を中止にさせていただくにあたり作成した動画も、事前申し込みをされた御家庭に送付しておりますので、参考にしてください。

 お知りになりたいことがありましたら、遠慮なく御連絡ください。 

3学期始業式講話

以下の話をしました。

 おはようございます。2週間ぶりに、皆さんの元気な顔を見ることができました。うれしいものですね。しかし、再び「緊急事態宣言」が発出されました。感染力が強いウイルスに変異している場合もあります。警戒が必要です。

「マスク」「手洗い」「換気」をしっかりしてくれているが、「マスクを外す時」が生活の中にはあります。それは飲食をするとき。この時に感染するリスクが高まると言われています。学校では「昼休み」が心配です。「食べているときは話をしない」。これは守ってほしい。部活動でクラスターが発生しているという報道もあります。部活動前後の部室での更衣、部活動帰りに「ファストフード店」や「コンビニのイートイン」などで数人が集まって飲食することが大きなリスクになっています。やらないでください。自宅で友達が大勢集まって、お菓子を食べてジュースを飲んで・・、これもやってはいけない。どのような状況がダメなのか、想像力を働かせてよく考えて行動してください。

 体調が悪い場合は、自宅でまず体調回復をはかってください。学校に来たい気持ちはちょっと抑えてほしい。良くなったら、また元気に登校してください。ご家族の体調不良も同じです。たとえ自分が元気でも、ちょっと家で様子を見てください。どうしたらいいか判断に迷うときは学校に電話してください。

 3年生は、共通テストから始まる一般入試の時期を迎えます。不安がいっぱいかもしれません。入試は予定どおりに行うと言っています。あとは自分の気持ちの持って行き方です。やるべきことをしっかりやって、落ち着いて臨んでもらいたい。

 君たちの考え方、行動次第では、感染拡大を断ち切ることができる。すぐ近くまで感染の波が迫っていても、自分たちのところで断ち切ろう。でも疲れてしまったら、一人で抱えないで、相談しよう。友達でも先生でも、御家族でも。これも約束、守ってください。

 2学期の終業式では、君たちに「あきらめたくないもの」はあるのでしょうかと問いかけました。自問自答してくれたでしょうか。今は様々なことに再び制限が加わりました。「あきらめたくない」と思えば、このような時でも、きっと成し遂げられることはあるのだと思っています。

 一人ひとりが「あきらめたくない」と思うその心の灯を大事にしながら、友達の想い、互いの心の絆を大事にしながら、3学期を有意義にすごしてください。

 

2年理系zoom補習

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、2年生理系の補習がzoomを使って行われました。

zoom補習は、26日(土)、28日(月)と続きます。

  

       接続確認中                                          数学講義の様子    

   

    数学講義者の画面              化学講義者の画面

 

 

       物理講義の様子              受講の様子

  

 

 

 

2学期終業式講話

以下の話をしました。

 今日もたくさんの表彰がありました。うれしいことです。苦しい中でよく頑張ってきました。でもこの表彰だけではありません、朝早く登校していた生徒、掃除を一生懸命にやってくれた生徒、頑張っている姿は校内いろいろな場所で見ることができました。様々な制限の中での生活、時に前向きになれないこともあったでしょうが、自分の気持ちをコントロールしながらよく頑張ってきたと思います。しかし、新型コロナウイルスの感染者数は今また増加しています。若年者の感染も増えています。再び一人一人が感染防止に注意しなければなりません。みんなで乗り切りましょう。

 さて、君たちは青春というすばらしい時期を過ごしています。うらやましい限りです。歴史に名を残した人の青春時代はどうだったでしょうか、そんなに恵まれていたわけではなかったようです。イギリスの政治家チャーチルは“万年落第生”。ガンジーは目立たない生徒でした。アインシュタインは劣等生。X線の発見者レントゲンは、工業学校を退学しています。級友が起こした事件のぬれぎぬを着せられたのです。では、彼らに共通することは何でしょうか。それは「自分で自分をあきらめなかった」ということです。成績が悪くても、裏切られても、何度失敗しても、病気や経済で苦しみ悩んでも。「あきらめなかった」。

 赤ちゃんの時って、自分で立ち上がろうとしますよね。諦めずに何度でも!そう何度でもです!ヨチヨチしながら歩きます。尻餅ついてもまた立ち上がり、歩きます。当然諦めるなんて知りません、二足歩行するために本能的に何度でも挑むんですね。それがいつの日かできなくなる。知識を得て、諦めることを覚えて、できたらいいなと思っていることも、何となく自分で正当化してやらなくなる。寂しいことだと思います。

 君たちに「あきらめたくないもの」はあるのでしょうか。

 あきらめなければ、苦しんだ分だけ、将来、必ず大きな花が咲くと、私は信じています。「あきらめたくないもの」を追求する青春もかっこいい。

 来年は良い年になることを願っています。

 

3日目 朝

あたり一面雪景色です。午前8時、体調不良はおりません。仕切りのあるテーブルでの朝食でした。

 

2日目夕食 体調不良者なし

松島から南三陸に移動し、ホテルに到着。夕食は、修学旅行では珍しく一人一人の会席膳、向かい合うことなく、みんなが前を向いていただきました。午後7時現在、体調不良者はおりません。

 

 

2日目

午前8時現在、寒いですが晴れています。体調不良者はおりません。今日は松島へ向かいます。 

プロジェクター

やっと設置の順番がまわってきて、各教室にプロジェクターがつきました。

12月5・6日に設置工事が行われ、期末考査が終了した本日、さっそくプロジェクターを使った授業が行われました。

これまでも、予習復習に活用できるよう授業動画を配信してまいりましたが、授業でもICTが使えるようになり

わかりやすい授業やリアルタイムで生徒全員の解答や意見を集約するなど興味関心を喚起する授業が加速されます。

 

アイススケート

市内に埼玉アイスアリーナがある本校では、選択科目「スポーツⅡ」で、アイススケートの授業を行っています。

埼玉アイスアリーナのインストラクターの方々にご指導をいただき、初心者の生徒も滑れるようになっていきます。

自由滑走の時間に、友達同士で教えあったりしながら、バックも片足滑走もできるようになります。

  

ランチタイムのひと時(書道部・吹奏楽部コラボ)

 11月19日(木)昼休み、教室やローカの窓から大勢の生徒が見つめる先には、50広場で演奏する吹奏楽部とその音楽に合わせてパフォーマンスを披露する書道部の姿がありました。大勢の生徒に楽しんでもらう裏には、入念なリハーサルと朝から50広場を清掃する部員たちの姿がありました。

  

 

 

AGE.FES 途中経過

保護者の皆様には申し訳ありませんが、本校生徒だけで実施させていただいています。

「生徒会企画(校舎内)」「体育祭企画(グラウンド)」「文化祭企画(体育館)」の3つの部門で構成され、生徒は学年ごとに、ローテーションします。

校内のあちこちには、手指消毒アルコールや密にならないような制限が掲出されております。

 

 

ただいま休憩時間になりました。1年生は「体育祭企画」「生徒会企画」、2年生は「文化祭企画」「体育祭企画」、3年生は「生徒会企画」「文化祭企画」を終えました。

生徒たちが企画し、それぞれを運営していく力。ストーリーを考え、映像を撮影し編集する力。一生懸命な中にも周囲を気遣う生徒の姿に感激しました。そして、心の健康も回復して欲しいと思います。

 

 

 

 

 

ランチタイムコンサート

  

 

 本日昼休みに中庭(50広場)で吹奏楽部によるランチタイム・コンサートが開かれました。

 演奏者は写真のように間隔をあけながら、そして生徒は通路や教室の窓から、演奏を楽しんでいました。

 心地よい音楽に触れることができた素敵な昼休みになりました。 

 

化学の実験

久しぶりの実験ですが、感染防止に留意しながら実施しなくては

いけません。 実験室の入り口には写真の掲示があります。また

黒板には注意事項が書いてあり、先生が注意を促しています。

 さて、今日は「ベンゼンからニトロベンゼンを合成する」実験です。

 本校の実験は、実験指示書を生徒が読み、理解し、実験パートナーと

仕事を分担したり、指示書通りにできているかなどを互いに確認しあい

ながら進められることも多いのが特徴です。今日は久しぶりの実験だった

ので、私以外にも数人の先生が参観していました。安全や感染防止状況

確認のため養護教諭も様子を見に来てくれました。

 

 久しぶりの実験だったためか、時間を計るのを忘れてしまって「あっ」

という声が数回聞こえましたが、大きな声を出すこともなく、どのグループ

も無事にニトロベンゼンを合成でき、安堵した様子でした。

 実験後の清掃、机等の消毒、手洗いは、以前より入念でした。一人一人

が役割を担い、協力して実験できたことに、生徒たちも嬉しそうでした。

    

 

 

 

 

 

英語の授業

協調学習の授業です。数人で話し合いが行われるため、生徒同士の距離が近くなる教室ではなく、広い視聴覚室で行われました。

 テーマは「Think of the effect of Hospital Art」

 どのようなものが人々の心の癒しとなるのか、ホスピタルアートを描くことにより考えていきます。同時に、英語で会話を行う際に、自分自身の英語が通じないことがある場面では、どのような工夫をすると伝わるのかを考えるとともに、英語で話す際には簡単な英語を使うことも大切であることも感じて欲しいようです。

 まず、「色、形、患者の心理状態」について書かれた文章を、割り当てに従って一人一人が辞書を引き、考えていきます。(本校1年生は「紙の辞典」を引くことから入ります。)そして、異なるパートについて調べたことを数人で発表し、全体を把握します。最後に、どのような「ホスピタルアート」が効果的であるか、意見交換します。

 簡単でもいいので、英語でディスカッションして欲しかったと担当者は言っていましたが、実際はそうならなかった現実があり、残念でした。

 授業後担当者とは、到達目標に届くように、何をどんな順番で教えればよいか、生徒の活動はどのようなものを、どのようなタイミングで入れればよいか、デザインしてくれるよう話をしました。

 また、英語の先生方が多く参観し、指導法の研究をしてくれたことも大変うれしく思います。

 活動自体は大変興味深く、生徒の取り組みも積極的で、また参観したい授業でした。

 

  

 

 

授業形態が戻りつつあります

9月28日付、県教育委員会から、感染症対策を講じながら「実験・調理実習・歌唱・グループ活動」を行ってよいと通知を受けましたので、本校でも教員の説明が主であった授業から生徒が活動する授業へと実施形態が戻りつつあります。以下はその様子です。

  

      グループ活動の様子                    歌唱

 

 学習する生徒の表情は実に生き生きしていました。

 

 

2学期始業式講話

以下の内容を話しました。今回はあえて結論めいたことはあまり言わず、生徒に考える余地を残しました。

話を聞き終わった生徒は、きっとモヤモヤしていたことでしょう。

自分事としてとらえ、考え、何かにチャレンジして欲しいと思っています。

 

 おはようございます。元気に登校するみなさんに会えたことをうれしく思います。「考えることは成長につながる」とよく言われます。私たちは様々な機会に、いろいろな話を聞きます。抽象的な話、自分の興味関心とは一致しない話。それを自分ごとに置き換えて考えてみたり、具体的な話を自分で抽象化してみることで思考は深まり得られることが多くなります。

 さて、今年は短い夏休みでしたが、その間に様々な部活動の大会がありました。学校再開後の短い期間で力をつけた皆さんの努力を素晴らしいと思います。しかし、チャンピオンになることは難しかった。努力したと思っていても埋めることができなかった差の大きさを味わった人もいるのではないでしょうか。

 野球選手で「イチロー」という選手がいたことは皆さんも知っているでしょう。世界でも10人に満たない「4000本以上のヒットを打った選手」の一人です。4000本を超えたところで受けたインタビューでは「いい結果を生んできたことを誇るつもりはありません。4000本のヒットを打つために8000回以上は悔しい思いをしています。そのことに自分なりに向き合ってきたことが事実です。誇れるとしたら、そこではないかと思います」と話していました。かっこいいですね。『うまくいかない時に解決策を考え、解決の行動を続けてきたこと』に目を向けてほしいと言っているかのようでした。

 「今日8月25日は、東京2020パラリンピック大会が始まる日」でした。最近は「自己の競技力向上にひたむきに努力するアスリートの姿」の報道を目にすることも多くなりました。「できないことをできるように、あるいは自己ベストを出し続けること」は、もしかしたらチャンピオンになることよりも難しいのではないか、とも思えてきます。

 「できないことをできるようにするチャレンジや自己ベストを狙ったチャレンジ」は良くも悪くも結果と向き合うことになり、その時に振り返り、考えることで成長のきっかけになります。

 最近は新型コロナウイルスや様々な自然災害が多く、希望を持ちにくい環境でもあります。酷暑の夏に、9年前に起きた東北大地震を体験した人の話を思い出しました。「希望はそこにあるものでも転がっているものでもなかった。自分で見つけるものだった。見つけた希望に向かってひたすら努力していると、不思議なことに、また新たな希望が浮かんでくる」そんなことを話していました。

 「考えることは成長につながる」とよく言われます。

 有意義な2学期となることを願っています。

 

 

1学期終業式講話

本校は、放送による1学期の終業式で、以下の話をしましたので参考にお読みください。

 

 「おはようございます」 例年にない1学期でした。4月・5月、私たちは、人と人が切り離された状態になっていました。意義深い活動も、気楽な気晴らしも、楽しい集りも、消えていました。私たちの心と体には、不安、フラストレーション、イライラ がたまっていたのだと思います。そして6月、変則的な日課、様々な行事の中止や延期、今までにない、学校生活がスタートしました。それでも、皆さんは自分をコントロールし、乗り越えてくれました。大変な努力だったと思います。感謝します。また、各教室の消毒作業には保健委員の皆さんの力をお借りしました。大変でしたね。ありがとうございました。

 自宅学習も長い間続きました。知識を手に入れる、そのことだけを考えると、その方が効率的な生徒もいたでしょう。しかし、「人としての成長」が学校の大きな目的であるので、そのためには「どこで学ぶのか」より「誰と学ぶのか」が大事だと気付かされました。今は、グループでの活動も、家庭科の実習も、理科の実験も、音楽の授業も思い切ってできませんが、何とか実施できるように考えたいと思っています。

 いくつかの学校で陽性確認者が出ています。部活動・補習・家庭内のリスクを「ゼロ」にすることは難しいですが、「マスク」と「手洗い」「換気」、そして「規則正しい生活習慣」、これが大切です。臨時休校中は、「夜型」の生徒が増えたので、心身の健康を維持するために意図的に朝、グーグルクラスルームを送信することにしました。

 これは夏休みにも継続して行います。朝、起きる。朝食をとる、部活に入っていなくても散歩したりして運動する。自分で計画して勉強する。教科書だけではありません、夏休みしかできないこと、自分の興味関心があることを深く学んでほしい。そして朝の「GCR」をきちんとやって、心身の健康を維持してほしいと思っています。

 最後に、悩みは誰にでもあります。私たちは「悩みがあったら相談してほしい」と言い続けていましたが、もしかしたら、相談できる雰囲気がなかったのかもしれないと反省しています。でも何かあったら相談して欲しいという気持ちに変わりはありません。担任でなくても顧問でなくても、相談できる先生、誰でもいい。もちろん私でも。

 みんなで、危機を乗り越えて、もっともっとつながりがある学校にしていきましょう。では有意義な夏休みを、そして25日に、元気に会いましょう。

期末考査前の1コマ

期末考査前の土曜日、担当の先生に質問し、物理室前のホワイトボードで説明を聞く生徒です。

努力の成果を発揮して欲しいと思います。

 

準備登校が始まりました

 

前日の大掃除に続いて、今朝は教室のドアやスイッチ、机・椅子などの消毒を行いました。

分散しての登校ですが、生徒のいる学校は、やはりいいですね。 午後登校グループも待ってます!

  

   

   

   配布物も、あらかじめ机上に     クラスの半数ずつ登校します

4月24日(金)夕立がありましたが、その後、本校野球場3塁側に虹が現れました。

良いことがきっとある!

 

年度当初に生徒に配布した文書

生徒の皆さんに伝えたいこと  

 元気に登校してくれたことをうれしく思います。新型コロナウイルスの感染防止の注意点は、3月24日・25日に各クラスで配布した資料のとおりです。今一度意識を新たにし、自分自身が感染しないことはもちろんですが、若い世代のみなさんが爆発的感染拡大の引き金にならないように行動してください。行ってはいけない場所、してはいけないことをしっかり考え、上高生として自覚をもってください。登校に不安を感じる生徒もいます。それぞれの考えを尊重しながら、みんなでこの難局を乗り越えて欲しいと思います。

 さて、もう6年も前になるでしょか、ある新聞に、歌手であり音楽プロデューサーである〝つんくさん"の手紙が載っていたのを思い出しました。夢だった「モーニング娘。」のニューヨーク公演が叶いアメリカに到着した矢先、つんくさんには、病院からあることを告げる電話がありました。喉にできたガンの再発、声帯を切除しなければ命の保障がない状況を伝えられたのです。歌手としての絶望感に浸りながら、ライブ当日、メンバーに語りかけた言葉は、「歌えるありがたみを忘れるな」という言葉でした。もうこの声では歌えない。自分もこの街で歌ってみたかった。そんな思いが込められていたのでしょうか。

 高校生の皆さんに対しては「学べるありがたみを忘れるな」という言葉がふさわしいと思います。新型コロナウイルスにより、3月は登校することもできませんでした。これからもしばらくは登校できないかもしれません。世界には発展途上の国を中心に約3億もの未就学児童生徒がいます。実に世界の子ども5人に1人が勉強できずにいます。皆さんは、保護者の方に支えられた「学べるありがたみ」を再認識し、高校生として学ぶことの意義を考えて欲しいと思います。

 学ぶことは、新しいことを知り、出来なかったことが出来るようになることです。それによって社会のルールを覚え、仕事を得ることができます。さらに物事に親しむための知識や技能が得られれば、自分の人生をより豊かにすることができます。これは、いわば自分のための学びです。学びのもう一つの意義は「貢献」できる人材に成長することです。私たちは何かの集団に属し、助けたり助けられたりしています。今皆さんが身につけている服、座っている椅子、使う教材、毎日口にする食材など、ほとんどは自分以外の人が作ってくれたものです。社会で生きる人々は、自分ができることを人のために行っています。世の中の誰かの発明や技術、たくさんの人の苦労が、私たちの生活を豊かにしているのです。社会で生きることとは、自分が出来ることを通して世の中に貢献することです。自分がどのように「貢献」していくのか、常に考えなければいけません。

 学校は、社会に出る準備の場です。「変化と多様性」が今の社会の象徴です。AIなどの技術革新、少子高齢化による社会構造の変化、職業や働き方などの変化に加え、国を超えて人や物や金が行き交うこれからの世界では、価値観や文化の異なる多様な人達と理解し合い協力していかなければなりません。このような社会で生きる皆さんには、他者と関わり合う中で、自分の考えをまとめ、それを表現でき、責任感をもって主体的に行動できるようになって欲しいと思います。そして、他者の尊重、対話を通した協力、社会の課題に対する取り組み、部活動や体験的な学習、様々な行事などを通してたくましく成長してください。上尾高校は社会の中で生きる力を育むことを大切にする学校です。地域の皆様に愛され、文化と伝統が息づく学校です。様々な機会を有効に生かし、「夢」を持ち「努力」し「感動」することを繰り返しながら、「学べるありがたみ」とともに「友と出会えるありがたさ」を感じながら、充実した高校生活を送っていただきたいと願います。 

 

令和元年度修了式 式辞

修了式は実施できませんでしたが、24日・25日のクラス別登校日で生徒に配布した式辞を掲載しますので、お読みください。

 

令和元年度修了式 式辞

 人は、未知のことや見えないものに対して不安や恐怖を感じやすい生き物です。今回の新型コロナウイルスでそのことがはっきり分かりました。2003 年に「SARS」が発生したときも大混乱しました。病原ウイルスがコロナウイルスであることが見つかり、感染経路が明らかになり、患者・病原体との接触の機会を減らせば、感染拡大は防げることが分かってからその不安感は減少していきました。この間数カ月、それ以前は数年・数十年かかった感染症もあったようです。現代の科学は不安が存在する時間を急速に縮めてきました。画期的な進歩です。

 新型コロナウイルスは「飛沫」で感染すること、「密閉空間など換気が悪く、多くの人が密集して過ごし、近い距離で会話や発声が行われる場所」が感染しやすい場所であること、またウイルスを含む飛沫に触れた手で顔を触り呼吸とともに飛沫を吸い込んでしまう場合もあること、手指を介して目・鼻・口などの粘膜から「接触感染」することもわかってきました。「感染リスクが高い場所に行かないこと」、「石鹸で手を洗う、手指をアルコールで消毒する」こと、「共用する物品を消毒する」ことや「換気をする」ことが有効な対策であると情報共有されてきました。どうすればよいのかがわかってきて不安が減少し、行動も活発化しつつあります。

 しかしながら、子どものころには、あらゆる未知のことに近づき、初めて見るもの、珍しいものに好奇心を持ち、触ったりしながら、それがどういうものなのかを探査することで、生活の範囲を広げようとしてきたはずです。すべての生物はこの間に知性を育み、スキルを磨き、環境に適応するために学習するわけです。食べる、身を守るといった「本能的にできる」と思われていることも、最初は何もできないところから、こうした経験をとおして、少しずつできるようになっているのです。これは私たち人間が本来持っている力です。

 「見えないものの実態を明らかにしていくことで不安をやわらげ、新しいことに挑戦して今までなかった力を獲得していく。」「これが自分を成長させるNICEな方法だ!」と思いませんか。学習、進路、部活動、学習と部活動の両立などの「見えないもの」は何だろう、どこを見れば、どこに行けば、誰に聞けば、実態がわかるのだろう。それを解明すれば、君たちが本来持っている未知のものへの好奇心が呼び起されて、自分の未来に向けた新しい挑戦を始められるのではないだろうか。

 

                          県立上尾高等学校長 林 昭雄

 

第60回卒業証書授与式 式辞

保護者の皆さま、在校生が不在でしたが、本日卒業証書授与式を挙行いたしました。

凛としたなかにも、卒業生からは本校への愛着が感じられ、立派な卒業式でした。

式辞を以下に掲載いたします。

 

 保護者の皆様も在校生もいない今日の卒業式となりましたが、この式場は先生方みんなで準備しました。心に残る、良い思い出となってほしいと願っています。

 着任間もないある春の日、電車の中で、座席に座る生徒を見つけました。北上尾ではないのに、鞄の中で何かを探す仕草をしていた生徒は、お年寄りが乗ってくるのと同時に席を立ち、違う車両へと向かいました。さりげなく席を譲る心優しさに上高生らしさを感じた瞬間でした。体育祭大縄跳びの大記録、参考書を手に登校した生徒、自習室で朝も放課後も学習に励む姿、相手を尊重し力の限り戦った部活動、最後まで遅刻が増えなかった皆さん、どれも、みんな上尾高校の誇りです。後輩は、記録を破ろうと日が暮れるまで大繩を跳び続け、英単語を手に登校し、遅刻も減らしました。あきらめないという大きな宝物を残してくれた皆さんに感謝します。

 努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語るとよく言われます。努力しても何日も結果が出ないことがあるかもしれません。その時にどういう自分でいられるか、何を語る自分がいるのか、苦しい時は自分を見つめ直してください。さりげない優しさとともに、どんな時にも懸命になれる皆さんの姿勢は、これからの皆さんを必ず助けてくれます。あきらめない姿勢は必ず何かを生み出します。

 さあ、数々の思い出がつまった上尾高校の校舎と別れ、新たな「先生」や「友」との出会いとともに、皆さん一人ひとりの希望にあふれた新しい扉が開きます。苦しい時には、楽しかった上尾高校での日々を思い出し、いつまでも希望を語れる皆さんでいてください。

 AI社会の到来と言われますが、新型コロナウイルスの解決にAIはその力を発揮できずにいます。物事の解決には蓄積されたデータに人の知恵とアイデアが必要だと改めて考えさせられました。ウイルスの研究やワクチンの開発。見えないものへの恐怖にパニックを起こさない心理の研究。在宅ワークを可能にするITネットワークの構築。オンライン教育プログラムやウイルスの付着を防ぐ商品の開発など、解決できるのは皆さんです。上尾高校で培った粘り強さに豊かな発想をプラスして社会に貢献してください。期待しています。

 桜舞う4月、多くの仲間と出会ってから3年、いつの間にか時は流れ、今日は卒業の日。皆さんが残してくれた思いや情熱、皆さんが示してくれたあきらめない姿勢は後輩にも私たちの心の中にも、いつまでも受け継がれていくことでしょう。一人一人の夢の蕾が、やがて花開くことを願っています。3年間皆さんを見守り、励ましてくれた保護者の皆さまも、本日のご臨席は叶いませんでしたが、同じ気持ちだろうと思います。感謝を忘れないでください。これで最後になるのかと思うと切ない思いでいっぱいですが、この状況が終息し、皆さんがまたどこかで再会してくれることを願い、そして素晴らしい卒業生の門出を祝し、式辞といたします。「卒業おめでとう。」

 

 保護者の皆さま、関係者の皆さま、本日は誠におめでとうございます。本校教育の推進にご理解とご協力を賜りましたことを、この場をお借りして厚くお礼申しあげます。卒業式を迎えたお子様の姿をご覧になり、感激もひとしおのことと存じます。本人たちの努力もさることながら、皆さまに支えられ、励まされ、応援をいただきながらこうして卒業を迎えました。お子さまを通じて生まれましたこのご縁、引き続き、上尾高校の発展のためにお力添えくださいますようお願い申しあげます。

 DVDを制作いたしました。4月中旬ごろまでには各家庭にお送りいたしますのでご覧ください。本日は、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。

 

                令和2年3月14日 埼玉県立上尾高等学校長 林 昭雄

 

倫理の授業

        

            

 

 昨日は、「自分の考えを人に伝える」授業です。自分の興味関心があるテーマについて調べ、レポートを作成し、グループ内で発表するというものでした。この日は1学年の3クラスで行われました。「アプリとスマホの使い方」「環境問題」「食品ロス」「ブラック企業とは」「働くということは」「地球温暖化について」「制服について考える」など、テーマは多岐にわたっていました。

 先生から「伝え方のポイント」や「発表の聞き方」などの説明を聞き、いよいよスタートです。1人5分の説明の後、質問タイム2分。「この間誰もしゃべらない沈黙の時間があってはいけない」と最後の説明があり発表開始!

 資料をつくり、それを見せながら、自分の言葉で説明できた生徒もいました。原稿を読むだけの生徒もいましたが、これから経験を重ねるごとに上手になることと思います。

 発表者をリスペクトするコメントや質問が多く出ていたのが印象的でした。入学して1年がたとうとしていますが、生徒の成長を感じた一日でした。

 

研究授業のとなりの教室

 

 研究授業の隣の教室では「数学」が行われていました。今日は「証明」。先生が説明した後は演習です。解答が出来上がったら教室後方で待つ先生に解答を見てもらいます。合格すると、「まだ未解答の生徒は、その生徒に説明してもらっていい」というルールになっているようです。しばらくすると教室内を歩く生徒がだんだん増えてきました。あちこちで説明する生徒の声がします。
 「全員正解、というわけにはいきませんでしたが、多くの生徒が理解してくれたようです」と授業者は話してくれました。

初任者研究授業

         

               写真1               写真2

         

             写真3             写真4

 

 2月14日(金)今年度本校に着任した初任者の研究授業が行われました(写真1)。「1年間の研修の成果となるよう授業を行うので参観してください」との呼びかけに集まった教員は20人超(写真2)。「イスラーム王朝の変遷」をテーマに行われました。前時にはグループで「イスラーム王朝の変遷についてポスターを作り(写真3)ワールドカフェ方式による発表」をしていました。
 明るく、授業者の発問にもよく反応しているクラスです。教員の説明をプリントやノートにメモする生徒も多い印象がありました。
 授業の終わりは振り返りです。今日の授業で学んだことを自分の言葉で書き記します(写真4)。生徒の表情は、この時が一番真剣でした。50分の授業を頭の中で再生しているようでした。
 終了後、私は授業者と授業について振り返りました。生徒の振り返りの内容について聞いてみると、「イスラームの世界がどのように拡大・分裂していったのかについて記述されていたので、授業の内容を生徒は理解したと思っています」と話してくれました。
 参観者一人一人に感想を聞き、教科で授業を振り返りながら、初任者はもちろんですが他の教員の授業力も向上していくことと思います。

 

北関東総体2020「まが玉づくり」

  

    

 

 北関東総体2020埼玉県実行委員会から協力要請されていた、大会参加選手に贈る手作り記念品「まが玉づくり」を行いました。

 埼玉県高校生活動推進委員の本校生徒が、県立さきたま史跡の博物館で「まが玉づくり」の講習会を受講し、そのノウハウを本校生徒に説明して作成されました。

 削っても削ってもなかなか丸みを帯びない「まが玉」に悪戦苦闘しながらも頑張っておりました。

 

新人大会の途中経過、日商簿記1級合格

各運動部では新人大会が始まっています。

男女バレーボール部が南部地区予選を勝ち抜き県大会へ出場します。

サッカー部も、伊奈学園に2-1で勝利し、南部地区3回戦に進みました。

 

課題意識をもって取り組んでいる日ごろの練習の成果が発揮され、うれしく思います。

 

また、簿記同好会商業科3年生が、「日商簿記1級に合格」し、21日の読売新聞と22日の埼玉新聞に記事が掲載されました。覚悟をもった努力の末に勝ち取った合格、その姿勢に感激しています。

3学期始業式講話

本日の始業式で以下の話をしましたので参考にお読みください。

 今朝は、20分台に北上尾駅に着く電車に乗っている人はわずかだった。意識の変化を感じる。大変すばらしい。続けてほしい。

 今日の終業式は、いつもと少し違う。ハワイからお客様が来ています。「プナホウ高校の生徒16名と先生2名です。後ろを向いて拍手で歓迎しよう!「Welcome !Punahou School! Welcome to Ageo High School I’m glad to meet you. Enjoy Japan and enjoy our school Life」(生徒は拍手)

 さて、終業式では、ノーベル化学賞「吉野彰先生」の話題で人生の「転機」について話をした。「ろうそくの科学」を読んだことが転機だった。何かをしたい、一歩踏み出したい。でもできない。そんな人は多い。今日はその転機を自分のものとするためにどうすればいいか、話をしたい。

 クラウドサービスの会社の一つに「サイボウズ」という会社がある。1997年松山、2DKの一室で創業して23年。今では一部上場、社員500名を超える会社に成長した。そこの青野社長、大阪の大学を卒業し、パナソニックに就職。「それなりに頑張ればなんとかなる」と思って人生を送り会社を立ち上げた。

 「転機」は、仕事で様々な人と会うことで訪れた。様々な人(社長)と話をするうちに「自分より才能のある人などいくらでもいる。自分より努力する人もいくらでもいる。自分より運のいい人もいくらでもいる。頑張ればなんとかなる。などあり得ない。命を懸ける想いで取り組まなければ、ここから先には進めない。「頑張る」のと「命を懸ける」のではレベルが違う」ことを痛感した。「転機」ですよね。

 この日以来、座右の銘は「真剣」。「真剣」という言葉は、本物の刀同士で戦う勝負について「真剣勝負」と表現したことが由来となっている言葉。刀同士で戦っているため、命の危険を冒しても本気で取り組むという意味だと理解したそうだ。果たして自分は真剣だったのだろうか。何度も何度も自分に問いかけた。答えはノー。明確にノーだったそうだ。「自分がこの分野やこの会社について一番詳しいのだから、自分が社長をすれば何とかなるだろう」くらいに軽く思っていたそうです。そして、「とにかくこのサイボウズという組織がよりよい状態になることに全力を尽くそう。1人の経営者として、世の中でどのような評価をされてもかまわない。できることに集中しよう。」って考えた。「本当に大切にしたいことはなにか。大切にしたいことのために、今できることはなにか。」その問いを毎日毎日とにかく繰り返したそうだ。それは「覚悟」と言ってもいいものだった。

「覚悟」と言っても、そんなに簡単に「覚悟」なんてできないって、みんなは言うかもしれない。F1ドライバーで山本左近という人がいる。F1は時速250㎞から300kmの世界。新幹線のスピードを地上すれすれで体感している。怖いなんて言うものではないだろう。F1レーサーでも、レースに出る覚悟がなかなか決まらないときがあるそうだ。自分自身でもそれがわかっているから、本当にもどかしく、苦しいものらしい。そんな時どうするか、この人の場合、それを克服する秘訣は「ご飯」にあるそうだ。心が折れそうなとき、いかに自分を奮い立たせるか、いかに前を向くか。「勝負メシ」を食べていくうちに、「よし、行くぞ」という気持ちになるのだという。イチロー選手も試合前に「カレー」を食べるとか聞いたことがある。一流の人たちは、何かそういうものを持っているのかもしれない。

「転機」が生まれるのは、「慣れ親しんだ場所から出るとき」「新しいことを学ぶとき」「優れた人の話や文章に触れて、自分も真似してみようと思ったとき」。そして、行動に移し「覚悟」によって「限界を何度も越え」新しい自分に出会い、新しい自分を知ることで人生が開ける。

 3年生は、覚悟をもって準備してきた大学入試が、もう少しで始まる。ぜひ力を発揮してほしい。

「覚悟があるかどうか」は「行動に現れる」。「みんなは頑張っている、努力もしている」。それだけでなく、「覚悟をもって頑張る」上高生が多くなることを期待する。

 

 

終業式講話

終業式で以下のような話をしましたのでお読みください。

 

 先日これまでの遅刻者数の報告を受けました。過去数年で最も少ない。一昨年が少なく昨年は増えてしまった。これが限界かと思っていた先生方もいたが、見事に最少記録を更新した。うれしいことです。朝北門に立っていると、手に問題集か英単語の本かわからないが、手に抱えて登校する男子生徒もいる。日に日にそれがボロボロになっていく。これもまたうれしい。成果につながってくれればと思う。

 昨日の芸術鑑賞会では、総合司会の方が「チャンスをつかんでほしい」という話をされていた。今日は人生の「転機」について話をします。先日、ノーベル化学賞を受賞したのは「吉野彰さん」ですよね。表彰式がありました。受賞理由はわかっているかと思いますが、リチウムイオン電池を開発した功績によるものです。リチウム電池は、パソコン、スマホ、電気自動車など、様々なところで使われています。スマートフォンやノートパソコンが手軽に持ち運べるようになったのは、超小型で、繰り返し充電でき、長時間電気を供給できる、この「夢の電池」が登場したからです。リチウムは最もという形容詞が付くかどうか記憶があいましですが、軽い金属で、電気を生み出す反応を起こしやすい。原子の粒が小さいので、電池の電極に使うと小型で高出力の電池ができます。しかし、化学反応を起こしやすいリチウムの性質が災いして、発火や爆発の危険がつきまとい、そのままでは使えませんでした。その壁を打ち破ったのが、吉野さんです。マイナスの電極(負極)に特殊な構造の炭素材料を使うことで安全性を飛躍的に高め、小型化にも成功。だれもが使える電池に変えました。2年生は修学旅行に行くときに、リチウム電池は手荷物でと言われていたので覚えているだろう。

 吉野さんは、水泳が大好きなごく普通の子どもだったそうです。しかし、小学校4年生のときに、担任の先生から『ロウソクの科学』という本を読んでみないかと薦められました。「ロウソクはなぜ芯が必要か」「なぜ炎は黄色いのか」など、「おもしろいなあ」と思いながら読んだのだそうです。その本を入り口に、化学やものづくりに興味を持ったと振り返っています。しかし、中学・高校で一番熱中したのは水泳で、学校のプールでひたすら泳いでいたとも言っています。そんななかでも化学への興味は変わらず持ち続け、理科が得意科目になったこともあり大学は工学部に進み、大学院修了後は旭化成に入って研究職に就きました。

 吉野さんは、このように言っています。「いろいろなことを試し、刺激を受けてください。ボールを蹴る楽しさにひかれ、Jリーガーを目指す人もいるでしょう。私の場合は、それが『ロウソクの科学』でした。もしも失敗が続いたとしても、焦らないでください。ノーベル賞受賞者がそのテーマの研究を始めた年齢は平均37歳。私も33歳のときでした。いくら科学が発展しても、世の中にはわからないことがまだたくさんあります。いつかきっと、「これは!」というテーマが見つかります。それまでは、たくさん失敗をしてください。失敗から学んだ経験が、きっとあなたを成長させ、困難を乗り越える力になりますから。」

 オーストラリアやハーバードへ行って、その報告をしてくれた生徒、来年上尾市でも開催されるインターハイ、その準備の生徒代表として成長している生徒、部活動のコンクールや試合という場を与えられ、ひたむきに努力することで得られる結果、遅刻の減少、自分たちで指示書を読んでやる新しい理科の実験、映像を使った授業、説明や話し合いをする授業、学校行事の企画運営、補習や小論文・面接の練習、その取り組みは熱心です。学校では様々な刺激があります。それを自分で活用することで、みんなの持っている才能が目覚めます。これは「転機」と言ってもいいでしょう。そんなうれしい場面をいくつも見させてもらった。しかし、学校は「転機となるボール」をみんなに投げることやボールを探しだす場面を設定することしかできない。それを見つけ、あるいは受け止めて使うかどうかはみんな次第です。手に取って大事に育てるのか、見て見ぬふりをするのか、握りつぶして初めからなかったものとしてしまうのか。一人一人が自分を知り、自分の力、才能を伸ばすために、自分の手の中にあるボールを全力で活用してほしい。それを願っています。

 3年生はいよいよ受験です。最後は粘った人が希望を叶える。最後まで粘って粘って粘ってほしい。

 

修学旅行最終日(2)

最終日は朝方の曇りから一転晴天になり気温も初夏を思わせるぐらいになりました。

午前中はクラス毎の計画で、下のクラスは宿舎ホテルのビーチに出て、クラス写真などを撮影しました。

担任の先生と相撲を取る生徒もいたようです。また、担任は本日が誕生日、生徒から胴上げされていました。

その後、喜びのあまり海に入ったとか・・・!?

   

                     

 

 

火災にあった「首里城」の様子を見てきました。

「守礼門」を過ぎたところで「立入禁止」となっていました。消防の現場検証が続いているそうです。

城壁沿いにしか歩くことができず、燃えた建物の屋根が少しだけ見えました。

  

 

 首里城の目の前の駐車場もガラガラ。 お土産屋さんにも人はあまりいませんでした。

   

空港への集合状況も時間を守って行動できた。そして定刻から10分程遅れて飛行機は一路羽田へ!

修学旅行最終日

朝は曇っていましたが、今は晴れていて暑いです。

 

やっと沖縄に来た!という天気になりました。海の色もとてもきれいです。

 

(国際通りでは少しもったいない気がします。。。)

 

いよいよ、最終日。体調不良者もなく無事に埼玉に帰ることができそうです。

 

※ 写真はまたあとで更新します!

修学旅行最終日 朝

最終日を迎えました。曇りです。最高気温は24℃の予報です。

体調不良者もなく、全員元気です。

    

クラス別に見学をして、国際通りから那覇空港へ集合し、帰路につきます。

 

*宿泊ホテルの夜景です

  

修学旅行3日目

本日は、民泊の皆様方とお別れし、「美ら海水族館」へ向かいました。

民泊先の皆様との別れに涙を見せる生徒が非常に多かった修学旅行でした。

修学旅行委員長のお礼の挨拶も大変立派でした。その後、「島人ぬ宝」を歌いお礼をいたしました。

 

 

恒例?の「お礼パフォーマンス」。そう言えば学校で「ハカ」の大きな声がしていました。

   

民泊先の玄関を泥で汚してしまったからと、きれいに掃除してくれた生徒もいたと話をされました。

「礼儀正しくて、元気がよくて、こんな学校は初めてです。すごい学校ですね。」と多くの民泊先の方からお言葉をいただきました。

 

美ら海水族館へ到着。

    

 

本日宿泊のホテルです。リゾートホテル。ホテルに着くとすぐ近くのビーチに散策に出かけていきました。

夕食はホールに全員が集まっていただきました。

  

男子は完食、「余っている女子のテーブルにもらいに行ってくれば・・・」と先生が・・、

最初は恥ずかしそうに席を立たなかった男子ですが、次第に・・、不思議なことに「トマト」だけをもらいに行ったグループも。

 

修学旅行2日目

2日目は「体験学習」の日です。生徒はそれぞれの民泊先から事前に申し込んだ体験場所へ連れてきていただきました。

波が高く「シーカヤック」と「グラスボート」は中止にさせていただき、代替の体験をしてもらいました。

 

ビーチに集合した生徒たち。 ウェットスーツに着替え海へ。

  

 

「シーサーの絵付け」です。

 

 

波があったのでサンゴとたくさんの魚に出会うことはできませんでしたが、「シュノーケリング」の様子です。

  

 

 「バナナボート」の体験です。

    

    

  

午後は民泊先の皆様と「沖縄のアクセサリー作り」などを楽しませていただきました。 

修学旅行1日目

修学旅行1日目は朝早く始まりました。あいにくの雨。

遅刻者もなく、8時10分に全員が搭乗口に集合し、8時35分の飛行機で沖縄へ向かいました。

 

  

 

那覇も小雨、北よりの風が強く肌寒い。今日は「平和学習」の日です。

平和記念公園では、献花、学校で生徒たちが折った千羽鶴、平和宣言を読み上げ、これからの平和を誓いました。

       

ひめゆりの塔では、沖縄戦の貴重な映像に足を止め、記録の一つ一つを丁寧に読んでいました。

 

今日からお世話になる民泊先のご家族の方との対面です。

修学旅行委員長のあいさつの後は、南城市の皆様の歓迎セレモニーでしたが、なぜか本校生徒も「飛び入り」出演!

生徒たちは校歌を歌いました。

   

それぞれの家庭へと出発し、1日目が無事終了しました。

 

 

 

修学旅行前日

明日、沖縄修学旅行へ出発する2年生は、本日荷物の積み込みと明日からの確認を行いました。

 その中で旅行委員長の生徒は「楽しんで行ってきましょう。そのためには、事前の準備が大切です。そうしないと嫌な思いをする生徒が出てしまいます。そうならないように、準備準備準備です。みんなで考えて行動しましょう。」と、あいさつしていました。

 また、荷物を運んでくださる運転手さんからは「こんなに早く荷物を積み込めた学校は、今までなかった。初めてです。」とのお言葉をいただきました。

 学年主任は「誰かがどこかで何かをやってくれているから、私たちはどこかで助かっていることがある。それをわかってほしい」と話をされていました。

 荷物の積み込みは生徒たちが手伝っていました。そして、体育館で行う予定だった、この最終確認の集まりも、荷物が早く積み込まれたおかげで温かい柔道場で行うことができました。「誰かがやってくれたおかげで被る恩恵」ありがたいですね。生徒たちに感謝です。

選択体育「アイススケート」

     

 本校3年生の選択体育では、約70名の生徒たちが市内にある「埼玉アイスアリーナ」でアイススケートの実習を行っています。本日は6回の講習の最終日でした。初めは手すりにつかまりながらヨチヨチ歩きだった生徒たちも後ろ向きで滑ることができるようになり、こわばっていた表情にも笑顔がこぼれていました。上達したことがよくわかります。ご協力いただいた埼玉県スポーツ協会、埼玉アイスアリーナ、インストラクターの皆様ありがとうございました。生徒は「テレビでフィギュアスケートを見ることがあります。最初は簡単そうだと思っていたら、大変難しかった。活躍しているスケーターの皆さんは本当にすごいのだということがよくわかりました。」「丁寧に教えていただいたおかげで滑れるようになれてうれしいです。」と感想を話してくれました。

2020年インターハイ高校生活動報告

 2020年に本県で開催するインターハイは事前の広報活動等を高校生が担当します。11月24日(日)県立武道館で行われた少林寺拳法新人大会で、インターハイ生徒実行委員会の委員長を務める本校生徒が、約5分、推進活動の報告と選手への激励を行いました。原稿を見ることなく、顔を選手に向けたままのプレゼンテーションは大変見事でした。この様子は25日(月)読売新聞朝刊の地域ページでも紹介されました。

 

 

学校保健委員会

 11月19日(火)15:50から、生徒(保健委員、部活動・生徒会)・PTA・教員・校医が一堂に会する「学校保健委員会」が本校視聴覚室で開催されました。100名以上の参加者があり、保健委員から「スマホ首など長時間スマートフォンを使用することで生じる身体的障害」や「育児と電磁波の関係」「SNSや動画依存」について報告がありました。また「プロ野球選手に学ぶ高校生のからだづくり」と題して、本校家庭科教諭から部活動後の捕食等について講義があり、特に部活動の生徒は熱心にメモを取っていました。

 各クラスの保健委員は、11月25日(月)からの「姿勢改善キャンペーン(キャットレッチ)」、2月末までの教室の換気、二酸化炭素の濃度測定を行います。

「スマホ首」の説明をする保健委員

 

 

 

 

 

 

ボッチャ

本日LHRで「ボッチャ」を行いました。ボッチャはイタリア語で「ボール」を意味する名前の通り、直径10cmほどの赤か青のボールを投げたり転がしたりして、目標となる白球(ジャックボール)にどれだけ近づけられるかを競う「パラリンピック正式種目」で、手脚にまひや機能障がいのある方が座ったままでも行なえるスポーツとして考案された球技です。体力や技術だけでなく、頭を使ったりチームで作戦を立てたりするので、障がいのある人だけでなく、子どもから高齢者まで一緒に楽しめるのが、ボッチャの魅力です。

2つのチームに分かれて対戦している様子は、カーリングにも似ています。「手前の青ボールの左側を狙ってみたら?」と、チームで作戦を考えたり、投げられたボールの軌跡を追って歓声が上がったり…次第にゲームに引き込まれ、生徒たちも夢中になっていました。点を取るだけではなく、相手のコースをふさぐ位置取りをして点を取られないように工夫するなど、みんなで知恵を出し合うチームプレーも面白いようです。狙った通りのコースにボールが行った時は喜びを爆発させていました。

22日(金)は実際に競技をされている方々にご来校いただき、交流を深める予定です。スポーツを楽しみながら共生社会についても考えを深める機会にしたいと思います。

 

 

 

台湾教育視察団の皆様が来校されました

     

 

 令和元年10月31日、台湾から教育視察団の皆様が本校を訪問されました。

 美術、書道、音楽などの芸術科目や商業科の授業などをご覧になり、日本と台湾の教育環境や指導方法、国際交流について意見交換をいたさいました。

 これを契機に、本校と台湾の学校との交流が深まることを期待しています。

  

  

 

彩の国ビブリオバトル2019

 10月26日(土)彩の国すこやかプラザで「彩の国ビブリオバトル2019」が開催され、本校からも3年生が参加しました。県内の公立・私立高校の33名が参加し、6ブロックに分かれた予選を経て、各ブロックのチャンプが決勝戦でグランドチャンプを目指しました。

 5分間「おすすめ本」をひたすら紹介。その後2分間聴衆の質問に答えます。この本読んでみたら、きっといいよ。と聴衆をその気にさせることができるかどうか、思わず「読みたい」と思わせることができるかどうか。それを伝えることができるかどうかが問われました。

 本校生徒は「宇宙兄弟」を紹介。「宇宙兄弟」は、子どもの頃に、UFO(らしきもの)を目撃した南波兄弟が、月面を目指すことを誓いJAXAに通うようになる、そこから始まる物語です。

 思わず「心のノート」に刻みたくなるキャラクターたちの言葉の数々を紹介するとともにこの本の面白さを伝えました。特に宇宙船の中で「死ぬ覚悟なんていらねえぞ 必要なのは“生きる覚悟”だ」という言葉に心を打たれたと話していました。

 残念ながら本校生徒は決勝には進めませんでしたが、「伝えることの難しさ」を実感したようです。

 そういえば、「失敗を知って乗り越えたモノなら それはいいモノだ」なんて言う言葉もありましたね。自分の夢を妨害するのは、怠惰な自分という思いを「俺の敵はだいたい俺です」と表現したところや、「まずは音を出して 音を出さなきゃ音楽は始まらないのよ」なんていう言葉も、どこかにあったような気がします。

 

 前向きに挑戦したことは、それがたとえ不発に終わっても、そこには必ず収穫がある。その収穫は他でもない自分自身の心の中にあるはずだ。と私は思います。頑張れ上高生。

 

 スピーチについては、4月本校で行われた「新入生歓迎会」を思い出します。真面目な本校生は、わずか数十秒のスピーチも「間違ってはいけない」という意識が先行し、誰もが下を向き原稿を読んでいました。「そんなことでは思いは伝わらない、原稿を見ないで話しなさい」と言いいました。あれから半年。ビブリオに出場したこの生徒だけでなく、多くの生徒が原稿を見ずに数分のスピーチをするようになりました。時に言葉を忘れ、しばし立ちすくむこともありますが、多くの生徒が見せる「やろうと意識し努力する姿」に校長として生徒の成長を感じ、嬉しく思います。まだまだポテンシャルのある生徒たちです。能力が開花し伸びるよう私たち教職員も頑張ります。

PTA進路講演会

 10月19日(土)PTA進路委員の皆さまにご尽力いただき「進路における保護者のサポート~働いて知る厳しい現実~」の演題で講演会を行うことができました。土曜日にもかかわらず120名を超える保護者の皆様にお集まりいただき、勉強になる大変貴重な時間を過ごすことができました。

 人生100年時代を迎えるにあたっては、AIや機械ができない仕事(「ゼロ」から「1」を生み出す仕事)ができるようにならなければいけない。そのためには「あいさつやマナー」「時間管理」「他の人とのコミュニケーション」などの基本行動ができることを当たり前にし、「多様な人との意見交換」や「意味を考えて行動する」体験を積みながら、「自己中心から多様な人々を意識した考え方」、「言われたことだけから自ら考えて動くこと」を実践できる人物に、自らを成長させる努力が必要であること。また、最後は人と人の間で仕事が完結します。相手の気持ちに届くよう心をこめなければいけませんと、お話しいただきました。

 私たちは、こうしたことができる生徒を育成できる環境や仕組みを、今以上に整えていかなければいけないと、改めて考えさせられました。

  

沖縄修学旅行事前学習

 10月11日(金)沖縄へ修学旅行に行くにあたり、戦争当時沖縄に住んでいた方にご来校いただき、地上戦の様子などをお話しいただきました。戦争終了を知らないままガマに隠れていたところを米兵に発見され、外に出て一列に並ぶように促された時の様子やその時の心境は、私たちには想像もできないほどの恐怖を感じたことと思いますと生徒たちも話していました。平和の尊さとともに、平和のために米軍と共存する沖縄の皆様は、どのようなお気持ちでいるのか、大変考えさせられたようです。

 最後に、本校音楽選択者が三線と歌(「島人ぬ宝」「島唄」)でお礼をいたしました。

  

 青い海と白い砂浜、サンゴと魚、南国の美しい島に、癒しの時間を求めて沖縄に行く私たちですが、生徒が平和について改めて考えを深めるとともに沖縄で生活する方々の「島人ぬ宝」を見つけてくれるよう、そのような機会をつくりたいと思います。

 

調理実習

 

3年生の選択科目「フードデザイン」の授業です。主菜の「ハンバーグ」、ごはん、味噌汁に、各班で副菜やデザートなどの献立を事前に考え、今日は実際に調理しています。

男子だけのグループ、男女混合のグループなどがあるようですが、どの班も楽しそうに実習しています。しかし段取りと出来上がりには大きな違いがあるようです。下の写真を見れば一目瞭然ですね。

  

繊細さや盛り付けなどは、生徒の様子を見る限り、やはり女性の方が勝っているように思えますが、世の中の一流シェフには比較的男性が多いようです。シェフに男性が多いのは、ホルモンバランスと味覚との関係や労働時間など様々な理由があるようですが、調理や栄養士、食品関係の学校等に進む生徒には、男子も女子も、食の道を極めてほしいと思います。

 

1人、10人、20人

1人、10人、20人   

この数字は何でしょう?

 

 この日は教職を目指す本校卒業生の研究授業の日でした。3年生の選択授業で授業を受けている生徒は10人。普段は40人で授業を行っていますので超少人数授業です。教えているのは実習生1人。後ろで授業を参観しているのは本校の先生たち。10人います。映像もあとで反省会に使うのでしょう。教室に入れずに廊下から参観している先生が10人。教職を目指す卒業生のため20人の本校の先生が集まってくれました。

 いつまでも大切に思われている本校卒業生、幸せだなぁと感じた一日でした。

 

    

 

化学の実験

いつもは丁寧に手順を説明して行う実験ですが、今日は「指示書」を自分たちで読み実験をしています。

 9月下旬、私が化学実験室の前を通りがかると、化学の教員と実習助手の先生が、次回の実験の段取りを打ち合わせていました。たまたま通りがかった私は、お願いがあるのですが・・「詳しく説明せずに指示書だけ読ませて実験させてくれませんか?」と話しました。「社会に出れば、掲示物や趣旨説明だけで、あとは自分で考えて課題解決する」ことになります。「自分で考えて行動できるようにしませんか」最初は「えっ!?」という反応でしたが、最後は「わかりました」と引き受けてくれました。そのあと先生方は、実験の準備・手順・片付け・・、どれくらい時間がかかるのか、危険を伴う場面はないか、指示書の作り直し・・、きっと大変な苦労をかけたことと思います。ありがとうございました。実験当日は「班ごとに声を掛け合い、手順を確認しながら実験を進めていました。」結果は「成功!」でした。先生方も「できるものですね!」と改めて上尾高校の生徒の力を感じたようです。

 

 

    

 

   

文化祭一般公開

一般公開が始まりました。多くの皆様のご来場ありがとうございます。

生徒も友達も先生もPTAも来校してくださるお客様も、みんなが楽しく笑顔になれる文化祭にしようと、オープニングで生徒に話をしました。

これは何の集まり?というのを発見しました! パンフにはない楽しいことに出会えるかもしれません。

文化祭準備2

本日6日(金)は校内公開日となっております。着々と準備は進んでいるようです。
 
 
 
 
 
 

*先ほどオープニングが終わりました。いよいよスタートです!

文化祭準備

9月6日(金)の校内公開、7日(土)の一般公開に向け準備が始まりました。
仕上がりは公開をお楽しみに!























伝達表彰

始業式に引き続き下記の表彰を行いました。

 

〇第35回全国高等学校簿記コンクール優良賞(個人)

〇第39回全国高等学校IT・簿記選手権大会関東甲信越大会簿記部門団体の部 第5位

〇第39回全国高等学校IT・簿記選手権大会関東甲信越大会簿記部門個人の部 第5位

〇第20回高校生国際美術展 奨励賞

〇第20回高校生国際美術展 書の部 奨励賞2名

〇第20回高校生国際美術展 書の部 佳作5名

〇第54回弘法大師奉賛髙野山競書大会 髙野山書道協会賞2名

〇第54回弘法大師奉賛髙野山競書大会 推薦4名

〇第54回弘法大師奉賛髙野山競書大会 特選

〇高校野球模範部員表彰

〇女子バレーボール南部地区優秀選手

〇男子ソフトテニス部南部地区大会Aチーム優勝、Bチーム第3位


始業式講話


2学期始業式では以下の話をしましたので、参考にご覧ください。

 始業式の集合状況は良かった。時間前にみんなが集合したし、体育館では率先して整列し静かに開始を待っていた。また、校歌を誇らしく大きな声で歌う上高生、大変素晴らしい。今後も続けてほしい。
 さて始業式にあたり、今日は2つ話をする。

 

1つ目

 先日のテレビで見た出来事です。突然の雨でびしょ濡れになった人がインタビューを受けていた。『天気予報では傘を持っていった方がいいと言われなかったので傘をもって来なかった。突然雨が降ってきて濡れてしまいひどい目にあいました。』と言っていた。でも、西から天気は崩れています。明日は雨になるでしょう・・、大気の状態は非常に不安定です。とも天気予報は言っていた。用心深い人は折り畳み傘を持っていく。天気予報は情報源でしかない、情報をもとにして判断するのは自分なのです。それを天気予報で傘を持っていきなさいと言われなかったのでと不満をいう。おかしくないですか。自分のことですよ、最後は自分で判断できないと困ります。自分で考える力がない人では困ります。様々な情報をもとにして、判断し決断できる人に育ってほしい。

 

2つ目

 夏の風物詩、花火。以前は7色しかなかったし、発色も良くなかったが、今年は色が違うように感じた。ピンクやレモン色、エメラルドグリーンに見える光もあった。調べてみると、今年初登場ではないようだが。確かにパステルカラーの花火がある。

 様々な色に見えるのは炎色反応ですよね。赤はストロンチウム、青は銅、黄色はナトリウム。わかりますよね。これまでは単色しか作れなかったが、今では薬品を何層かに分けて一つの火薬玉を作る技術が開発されたとかで、パステルカラーもできるようになったらしい。詰める火薬玉(これを星という)の配列で、形も様々に作ることができる。調べてみると面白いし、こんな花火があったらきれいなのになぁというのもオリジナルで作れそうだ。

 教科書には詳しく書いていないが、こういうことも勉強だ。興味のあることを自分で研究できる。面白くないですか。自分で考えて何か新しいものを発見できる。すごいことではないですか。考える習慣をつけてほしい。

 

 私は埼玉県庁で仕事をさせていただいたことがある。4月1日着任のあいさつをすると、上司がやってきて、「君の仕事はスポーツの普及・振興・競技力の向上に関することです。担当競技はサッカー、バドミントン、フェンシング、カヌー、クレー射撃です。ではよろしく」と言って席に戻ってしまった。『どうすればいいのだろ、なにをすればいいのだろう・・』と途方に暮れた。解決の糸口も全く見えなかったし、そもそも何が課題なのか、わからなかった。当時を振り返ると、戦力にならない社会人だった。

 

 課題の発見、これは君たちも苦手分野だ。授業では考える機会が少ない。今の君たちには絶対的に不足している部分です。これができるようになれば、みんなはもう一回り成長する。

すでに告知したように「探究学習」をやる。教室にポスターを掲示してもらうのでよく見て取り組んでほしい。9月17日(火)までに応募してください。

 

 

野球部地区新人大会

 甲子園大会が終わった高校野球は新たなシーズンを迎え、地区の新人大会が行われました。秋季大会の地区シードを得て、その後も勝ち進んでいる本校ですが、北部地区ベスト4に入ったところで、大会日程の関係で新人大会は打ち切りとなりました。
 本日も保護者の皆さま、地域の皆さま、たくさんの応援ありがとうございまいた。
 新チームになっても「上高の伝統」は生きています。
 次は9月の秋季大会です。全力で頑張る生徒たちに、引き続き応援よろしくお願いいたします。


文化部合同発表会

8月3日(土)北本市文化センターで文化部合同発表会が開催され、日ごろの活動成果を保護者の皆様にご覧いただくことができました。それぞれの部活動が行う発表会や演奏会ではない合同発表会は、舞台設定、スケジュール管理、幕間も見ている方々を飽きさせない演出などの裏方の仕事が多く、細部にわたり気を配らなければうまく進行できませんが、あっという間の時間を過ごすことができました。







8月20日(火)には、こうした部活動の様子を見ることや体験ができますので、ぜひ本校にお越しください。詳しくは、こちらをご覧ください。http://153.127.209.180/spec/ageo-h_nc2/?page_id=3608




筝曲部演奏


 本日は日本尺八連盟埼玉県支部の第42回定期演奏会に特別出演させていただきました。ありがとうございました。本校生徒たちは「筝のための展」を演奏いたしました。音が静かに空間を漂っているように始まり、次第に様々な音が、次々と、様々な場所から聞こえ、箏のトレモロを最高潮に、またもとの静けさへ帰って行った。次に曲調が、躍動感に溢れ、速いテンポに変わっていきました。(すごく良かったのに、すみませんうまく表現できません)奏法もいろいろあるので驚きました。

 「気持ちを音にのせて」とか「音に気持ちがのっている」などと表現されることがありますが、独特の「間」と筝の音色は心に響きます。腰をまっすぐ立て座る姿は美しかった。姿勢、美しい手の形、礼儀作法、立ち居振る舞い、まるで音や相手に敬意を払うことの大切さに生徒たちは向き合っているようでした。

 今日の演奏は迫力がありました。『これが私たちだ、私たちの演奏だ』と言っているようでした。素晴らしい演奏をありがとう。


 

海外派遣


グローバル社会でリーダーとして活躍する人材の育成を図る目的で行われる「県立高校グローバルリーダー育成プロジェクト」40名に本校生徒が選ばれ、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)へ短期派遣されることになりました。

ハーバード大学やMITの学部授業の聴講、ハーバード大学やMITの教授や研究者による特別講義の受講、ハーバード大学生とのディスカッション、生徒によるプレゼンテーションなどが行われます。

 

また、8名が参加するFM NACK5高校生海外スポーツ研修プログラムにも本校生徒が選ばれ、オーストラリア連邦クイーンズランド州に派遣されることになりました。このプログラムは、様々なスポーツを通して運動能力の向上やリーダーシップ育成を目指すとともに、現地の高校生との交流を行うものです。

 

海外での活動にチャレンジする生徒が増えてきて頼もしく思います。こうした経験をとおして、さらに輝く生徒たちが増えてくることを楽しみにしています。

ちょこっと授業参観⑤

 
 実習生の研究授業を参観していたら、隣の教室で楽しそうに授業をしていたので、そちらも参観することにしました。嫌がらずに教室に入れてくれた生徒と先生に感謝です。古典の授業でした。私の高校時代の古典といえば動詞や助動詞の活用を毎時間のように覚え設問に答えていた(実際はそれだけではなかったはずですが)記憶しかありません。それは楽しいという雰囲気ではありませんでした。見せていただいた場面は、動詞の活用を生徒が黒板に書いているところでした。なぜか生徒は楽しそう。やっていることは昔の私と同じなのに、こんな雰囲気なら私も早く理解できそうな気がしました。
 実習生の授業は保健でしたが、保健体育科の先生だけでなく、国語、英語、理科、商業の先生も参観していました。ちょこっと授業参観週間は本日で終了となりましたが、他教科の授業をヒントに、それぞれの授業改善が進み、生徒の理解と知識がより確実に定着することを楽しみにしています。

ちょこっと授業参観④

 本校を卒業し、教員を目指している大学生が6月に5人、9月にも5人が実習を行います。今日も教育実習生の研究授業が続きます。

保健行政という高校生にはあまりなじみのない分野の授業。教育実習生には少しハードルが高いのではと思いましたが、それは杞憂でした。よく挙手していた中学生が高校生になるとあまり挙手しなくなる話を聞きますが、本校生徒はどんな問いかけにも必ず数名が挙手します。発問には周囲の人と相談してよいなどと、安心して自分の意見を言える仕組み作りをしているのも要因です。授業では間違ってもよいのだという安心感や先生、友人への信頼感があるのでしょう。この実習生の素晴らしいところです。授業後、実習生には「生徒にとっては関心がない単元でも、いかに興味を持たせ、自分ごととして考えさせることができるか、そこが教員としての力量です。50分のうち、生徒の脳が活性化していたのは何分間なのか、よく考えてほしい。家に帰ってノートを見返したときに授業を再現できるノートなのか、それも考えて教員になる準備をしてほしい」と話をしました。

 マット運動を指導する実習生。本校体育授業のルーティン(体操や補強、ボイスランニング)をしっかりこなし、前転、開脚前転、後転、開脚後転のウォーミングアップへ。そして本時の展開である倒立前転の練習に入りました。優しく元気な声をかけ続ける先生の姿が印象的でした。同じ時間帯にもう一人の実習生が研究授業をしていたので、残念ながら、ここで退室。授業終了後、倒立前転がきちんとできる技術的なポイントを聞いたところちゃんと答えてくれました。それを生徒は頭でわかっていても自分の体がどうなっているのかはわからない、今は映像を撮ってすぐ見ることができる時代なので、使ってみたらと話しました。

 同じ時間のもう一人の実習生、日本史の授業です。参照する資料は、資料集の何ページに掲載されているのかを把握しており、下調べのノートに目を落とすことなく生徒の方を向いたまま指示できていました。よく勉強しているなぁという印象を受けました。しかし、説明の時間があまりに長い。ほとんど一人でしゃべっていました。生徒は板書をノートに写し取るだけ。本人が後で校長室に来て、このことを反省していました。「生徒に興味関心を持たせたり、どうしてこうなるのだろう?と疑問を抱かせ、自分から学習に向かっていく力を育てて欲しい。このことが大切で、それを教えられる先生になってほしい」と話をしました。

ちょこっと授業参観③

 20人ほどの先生が見守る中、地歴公民科教育実習生の研究授業が始まりました。説明に終始する実習生が多い中、グループワークを中心にした授業を展開します。「模擬選挙」をして、政治に参加することの意義について考えてもらおうという狙いです。「ごはん選挙をしよう」という題材でした。本校で伝統的に行われている「競技会」が終わった後、みんなで食べにいくお店はどこがいい?という場面を設定しました。生徒を指名したところ3つの店の名前があがり、まず、自分がどこの店に行きたいかでグループ分けをしました。これが政党の代わりです。6人、10人ちょっと、20人以上の3つにグループに分かれることになり、それぞれのグループでそれぞれのお店の良いところ(政党の方針)を「演説」し、最後に投票する流れです。グループ(店)毎に作戦会議をしてよいところはどこか、アピールできるところはどこかなどを話し合いました。自然とリーダー(党首)が生まれるのですね。党首の演説も見事でした。生徒からの質問もあり、各自投票する政党(店)を判断できたのではないでしょうか。そしていよいよ投票。6人グループのところも11人に増えるなど、最初のグループ分け人数とは違う投票結果となりました。

 何に注意して演説を聞いたのか、演説後にグループ人数が変化したのはなぜか、投票する時に意識したことは何か、18歳になって選挙に行くときに考えることや意識することは何かなどの振り返りを行い、授業を終えました。

 担当する指導教諭は、教員や生徒の発言がグループやクラスをどのように変化させていたのか記録を取っていました。実習生への指導はもちろんですが、自身の授業改善のヒントもつかもうという姿勢がうかがえます。教育実習生が生徒の知的好奇心をくすぐり、何事にも意欲的に主体的に取り組ませることができる教員になってくれることを願っています。実習生の研究授業に他教科の先生も含め20人以上が集まる本校の先生方は、卒業生の成長を願うと同時に、自身の課題改善のヒントを探している先生方です。

ちょこっと授業参観②

〇短焦点プロジェクターで映像を黒板に投影して始まった英語の授業。はじめに新出単語の音読です。映像は英単語→英単語を表すイラスト→例文のような順番で表示されます。まるでフラッシュカードを見ているようでした。

〇教育実習生が行った物理基礎の授業。本校を卒業し教員を目指す大学生の授業です。普段の教室とは違い、何か独特の緊張感がありました。実習生は非常に穏やかな先生です。運動の法則について一生懸命に説明しています。言葉ではわかりにくいので黒板には「絵」がたくさん描かれています。「絵心はなくてもいい、誰が何をしているのか、その内容がわかるように描いてほしい」と生徒にもプリントに絵を描くよう指示しています。生徒は力の向きや作用点がわかるように図示していました。教えるだけではなく、推論させられる先生になってほしいなぁと思いつつ教室を出ました。

〇教室へ向かう途中、廊下にある机の上に「新聞スクラップ」の冊子を見つけました。新聞を切り抜き、その記事についての考えを生徒がリレー形式で書いているようです。大学等の入試を控える3年生には貴重な情報源となることでしょう。書かれているコメントも参考にしながら考え方を広め、同時に自分軸も持ってほしいと思います。


ちょこっと授業参観①


 今週は「ちょこっと授業見学」週間です。教材研究で忙しいけど他の先生の授業も参考にできるようにと、今年度から始めました。文字通り、教室へは出入り自由のちょこっと参観です。先生方と廊下で行き会いながら参観したなかで、今日は以下のような授業がありました。

(1)パワーポイントの資料を短焦点プロジェクターで黒板に投影し、アニメーションを動かしながら説明を加える「世界史」の授業。大変わかりやすい授業でした。

(2)山月記をどのように読み解くかについてグループ学習を中心とした現代文の授業。先生が板書する課題に対して、4人程度のグループで意見を交換しながら気が付いたことを生徒が黒板に書き、生徒が説明していきます。スタート時点では会話もあまり聞こえない教室でしたが、次第にあちこちで活発な意見交換が始まりました。

(3)歴史的事実の説明が進んでいくなかで、ギリシャの民主政がテーマになった時、「多数決は絶対か?」「少数意見はどう扱うのか」と問いかける先生。「ディベートやってみようか」と言った途端凍りついた生徒たち。しかし、「・・・な理由で3人の子供を殺害し3年の懲役となった判決があった」これをどう思うか、賛成派と反対派に分かれて「ディベート」が始まりました。なかなか話ができないのかと思っていたら、賛成派、反対派が活発に互いの考えを説明しています。少し時間がたった後、何人かがディベートの内容を発表し、授業は「裁判員裁判」に展開していきました。最後に「ギリシャの民主政に貢献した出来事を2つあげなさい」の問いかけに、生徒は授業を振り返りながら記録していました。

 

追記

 古典では「源氏物語新聞」を発行する授業もありました。授業で学習したことを各自が新聞形式にまとめます。見出しを書き、色鉛筆やサインペンを使って、見やすく、色彩豊かにまとめてあり、楽しい中にも覚えるべき知識がぎっしり詰まっています。担当の先生から資料を借りて拝見しましたが、なかなか素晴らしい学習成果でした

入学式式辞

369名の新入生を迎え、入学式では以下の内容で話をしました。

 満開の桜と木々の芽吹く若葉に春を感じるこの佳き日に、PTA会長 佐生厚夫(さそう あつお) 様、後援会会長 斎藤政利(さいとう まさとし)様、同窓会会長 野本一人(のもと かずんど)様をはじめ、PTA、後援会の皆様、そして多数の保護者の皆様のご臨席を賜り、平成三十一年度第62回埼玉県立上尾高等学校入学式が、このように盛大に挙行できますことは、私たち教職員にとりましても、この上ない喜びであり、皆様に厚く御礼を申し上げます。

 ただ今入学を許可いたしました369名の新入生の皆さん。入学おめでとうございます。皆さんの入学を、心から歓迎いたします。上尾高校は、昭和三十三年に開校して以来、今年で六十二年を迎えます。上尾市や周辺地域の方々から多大なご支援・ご協力をいただき、地元に信頼され、愛される伝統ある学校です。本校は、政治や経済、教育、そしてスポーツ界など、社会の様々な分野に多くの人材を輩出してまいりました。これは、本校の校訓である「文武不岐」「自主自律」の教育成果であります。「文武不岐」とは、「学習・勉強」と部活動や学校行事などの「体験」は切り離すことはできないということを意味しています。「文」と「武」の両方に取り組んでこそ価値があり、成長できるということです。「自主自律」とは、自分自身で考えて行動するとともに、自らをきちんと管理する姿勢を怠らないということです。高校は学習と集団活動を通して自己形成を行うところです。人は自らが決意したことに対しては、苦しくても気持ちをコントロールし、困難に打ち勝っていくことができます。生き方を学び、自分の将来を考え、夢や希望の実現に向けて大きく歩みだせる高校生活に、そして「自らの意思で困難にも立ち向かえる人」になってください。校訓とともにこのことを胸に刻んでほしいと思います。

 

 さて、最近は「人生100年時代が到来する」とよく耳にします。寿命が延びると同時に社会の仕組みも変わり、賃金と会社への所属が生涯約束された日本型雇用から働く人そのものの価値が問われる時代へと変化していきます。一斤400円する食パンに長蛇の列ができ、通常の倍の値段がする甘くおいしい野菜がすぐ売りきれます。1kg100万円する塩にも買い手がついているそうです。人は「付加価値」のついたものを求めるようになり、それに応えられる人が貴重な存在としてクローズアップされる社会になりました。甘くおいしい野菜は、農業ではタブーとされた塩水を作物に与えることで生まれました。台風で海水が田畑に流れ込み、作物の壊滅的被害がたびたび報道されますので、塩水を作物に施すことが、斬新ではあるが非常に困難な挑戦であったということがわかります。この方は、甘くおいしい野菜をつくるためにどうすればよいかを徹底的に調べ、考え、塩水の効果にたどり着いたそうです。しかし、濃度の濃い塩水では作物は枯れ、濃度の低い塩水では期待した効果が全く得られないという日々が続きました。何度も何度も試行錯誤を重ね、ようやく適正な濃度にたどり着き、野菜作りに応用することができたそうです。このことは今進化著しいAIにはできない発想であり、このような「付加価値」を生み出せる人がこれからの社会では求められます。

 私たちは、環境を整え、互いに信頼できる関係を築き、皆さんの成長を支援いたします。責任を持ってやり遂げたいと思います。皆さんは、挑戦し、あきらめることなく、努力をしてください。挑戦と努力の継続が、ここ上尾高校に入学した皆さんのやるべきことです。どんなに苦しくても、どんなに心細くても、友が、家族が、先生が、そして未来が君たちのそばにあります。挑戦するみなさんに追い風は必ず吹きます。ゴールを目指すランナーのように人生を力強く走っていきましょう。

 そして、ご家族の皆様にお願いがございます。高校時代は伸び盛りの時期であるとともに、悩み、つまずくことも多い大変多感な時期です。ご家庭が、心を休め、エネルギーを蓄えられる場所になりますよう、ご協力をお願い申し上げます。保護者のみなさまとともに力を合わせ、「上高」の一員となった新入生一人一人の成長を支援し続けてまいりますので、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 新しい元号「令和」が発表されました。人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められています。様々なことが新しくなっていく世の中を互いに心通わせながら歩んでまいりたいと思います。

 結びに、新入生の健やかな成長と、ご来賓ならびに保護者のみなさまのご多幸をお祈り申し上げ、式辞といたします。 

 

              平成31年4月8日

                   埼玉県立上尾高等学校長  林  昭 雄

 

1学期始業式講話

1学期始業式で以下の話をしました。

 4月に着任した校長の林です。周囲の人からは「いい学校に行った。頑張って。幸せだね。」とたくさん言われた。3月28日初めて訪れ、4月1日から勤務した。大きな声であいさつされた。体育館カーテンをさっと外してくれて通路を確保してくれた生徒もいた。自分たちに活動を快く披露してくれた文化部の生徒もいた。実に気持ちのいい学校です。

 今日は何を話そうかと考えてきた。多くの学校は「令和」という元号になり・・・日本の古典から初めて取り出されて、この意味は美しくみんなが力を合わせて・・・、と話すところだが、これは新聞記事、ニュースで十分見聞きしているから、いいですよね。言われているとおりの社会になることを願っている。今日は、最近考えさせることと私の皆さんへの願いを素直に話そうと思う。

 最近考えさせられることは、人間関係の在り方です。

 人にはいいところ、悪いところみんなある。考え方も多様化している。価値観も違う。これからの社会では様々な人と出会い、協力しながら仕事をし、共に人生を歩んでいくことになります。人と人が一つの社会で生きていくためには、何が必要か。それは互いに認め合い尊敬しあう関係になることなのではないか。 

年齢や人生経験、社会的立場が違っていても、言葉遣い、お辞儀、話し方、気遣い、それを示すことが大切なのではないか。たとえば、「おはようございます」と頭を下げると同時に「よろしくお願いします」の言葉を添える、その気持ちであいさつする。そこから尊敬しあう関係が、始まるのではないかと考えている。多くの人とそんな関係を結びたい。

次に、私の願い。

 今、皆さんは座ってじっとしている。顔をこちらに向け話を聞いている。空気の動きや風は感じない。歩くと「風」を少し感じる。走るともっと「風を感じる」、早く走ると「もっと強く風を感じる」これは当たり前のこと。君たちの学校生活、何もしないでじっとしていると「何も感じない」、何か手に入れたいもの、何かをなし遂げたいものがあると人は行動する。必ず壁にぶち当たる。これも当たり前。目標が大きければ大きいほど大きな壁に突き当たる。やはり当たり前。それは自分が挑戦している証。失敗もあるが、失敗してもエネルギーゼロになることはない。またやり直すと、学習していることだから、今度は成功の確率はぐんと高くなる。「辛い」、そのつらさは「挑戦していることの証」、自分をほめていい。頑張っている自分を誇りに思っていい。助けてくれる人はたくさんいる。挑戦しないこと、つらさを感じないことのほうが問題だ。

自分にはできないかも知れないということに挑戦してほしい。元気に、挑戦していることを楽しめる生徒になってほしい。

 この2つを皆さんへの最初のメッセージとして届けます。1年間どうぞよろしく。

「文武不岐賞」創設!

上尾高校では本年度、生徒を奨励する賞(校長賞)として、「文武不岐(ぶんぶわかたず)賞」を創設しました。
               
  
 

創設の目的は、「創立60周年の一環として、校訓「文武不岐」の理念を体現し、学業に加え、部活動・生徒会活動・学校行事等において顕著な実績を上げた生徒を表彰し、もって上高生全体に学業と諸活動とは一体である旨を奨励する。」です。

表彰は毎年度、3年生は卒業式予行、1・2年生は年度末修了式の際に行います。
授与するものは、上記の表彰状と副賞の楯です。

3月8日(金)の卒業式予行では、授与規程に定めた条件を満たして選考された3年生10名に賞を授与しました。

今後とも、上高生全員が勉強と特別活動に精励することを心から期待しています。

野球部「3年生を送る会」開催!

2月23日(土)、10時から本校食堂で野球部保護者会主催の「3年生を送る会」が開催されました。

       

校長、各顧問によるあいさつで会が始まり、続いて髙野和樹監督から3年生一人一人に監督直筆のサインボールと激励のことばが贈られました。

サインボールには、3年生の名前の下に「我慢」の一文字がありました。
また、監督の3年生を贈ることばには、監督自身がその部員を3年間指導してきた思い出が一人一人についてじっくりと語られ、感慨もひとしおでした。
やはりこの監督にして、このチームありということを実感しました。

続いて、「3年生へ贈ることば」が2年生からあり、また、3年生の活躍を保護者会の皆様がまとめたスライド上映があり、会食となりました。
会食では、豪華弁当に加え、保護者会の皆様特製の肉団子汁を全員でおいしくいただきました。

会食後に、「3年生のことば」がありました。各自が3年間を振り返り、万感を込めてそれぞれの思い出を語っていました。

その後、1・2年生から3年生へ歌が贈られました。1年生からは、ゆずの「ヒカレ」、2年生からは、コブクロの「YELL~エール~」でした。興に乗って、髙野監督からも、尾崎豊の「僕が僕であるために」が披露され、会場大いに盛り上がったところで、最後は全員で上尾高校校歌を歌いました。

そしていつしか時は16時半となり、会は3年生の退場で終了となりました。
3年生の皆さん、保護者の皆様、3年間お疲れさまでした。そして、感動をありがとうございました!

野球部、県高野連「優秀選手」として3名表彰!

 
埼玉県高校野球連盟は、1月28日(月)さいたま市民会館おおみやで、日本学生野球協会表彰選手1名と、昨年夏の「第100回全国高校野球選手権記念南・北埼玉大会」の優秀選手(南大会・北大会でそれぞれ16名)、合計33名を表彰しました。

北埼玉大会・準優勝の上尾高校野球部からは、「優秀選手」として次の3名が表彰されました。
 木村 歩夢(投手)、小川 竜太朗(二塁手)、日野 吉彬(右翼手)

北埼玉大会の優秀選手16名の学校別内訳は次の通りです。
 花咲徳栄5名、上尾3名、滑川総合2名、昌平2名、正智深谷1名、早大本庄1名
 白岡1名、本庄東1名

埼玉西武ライオンズ・辻発彦監督来校!~オリパラ講演会~

本校は今年度「オリンピック・パラリンピック教育推進校」に指定されたことにともない、埼玉西武ライオンズの辻発彦監督をお招きし、1月23日(水)午後、オリンピック・パラリンピック教育講演会を本校体育館で行いました。

       

講演に先立ち、校長から辻監督の紹介をさせていただいた後、現役時代の日本シリーズでの活躍場面をスクリーンに映し出しました。

講演は、辻監督とフリーアナウンサーの中川充四郎氏とのトーク形式で行っていただきました。
講演の中では、辻監督から心に残る言葉をたくさんいただきました。
その一部を紹介します。

「人はどこでチャンスをつかむかわからない。自分は一生懸命生きてきたから、いい人に巡り会えたし、困ったときに誰かが手を差し伸べてくれた。」

「すべての行動に意思を持ってほしい。強い意思を持つこと!」

「失敗しても過去のことと割り切り、前向きに挑戦してもらいたい。前のめりに生きることが大事!」

生徒たちは、野球の魅力や人生について熱く語ってくださる辻監督のお話に真剣に耳を傾けていました。

講演の後、生徒・教員からの質問コーナーにも辻監督は丁寧に対応してくださいました。
抽選会では、辻監督のサインボールが各学年の生徒に2個ずつプレゼントされ、会場は大いに盛り上がりました。

写真部、「関東地区高校写真展」出品決定!

 

写真部2年生・山崎 尚登君の作品「旅立ちを見送る影」(上段右写真)が「第25回関東地区高等学校写真展 群馬大会」に埼玉県高等学校写真連盟から「埼玉県代表」として推薦を受け出品されることになりました。

関東大会出品決定後、山崎君が写真部顧問の伊東教諭とともに校長室に報告に来てくれました(上段左写真)。作品は羽田空港で撮ったもので、構図を考え、シャッターチャンスをじっと待ち構えて撮ったということでした。

「第25回関東地区高等学校写真展 群馬大会」は、平成31年2月2日(土)から2月5日(火)まで、高崎シティギャラリーで開催され、山崎君の写真は第1展示室に展示されます。

上尾高校では文化部各部もすべて頑張っています。
皆様の応援をよろしくお願いいたします!

美術部、「埼玉県芸術文化祭実行委員会会長賞」受賞!

            

「第35回 埼玉県高等学校総合文化祭」で本校美術部3年生・村上遥香さんの彫刻作品「孔雀」(中段写真)が「埼玉県芸術文化祭実行委員会会長賞」を受賞しました。
下段の写真は、授賞式で村上さんが受賞した時のものです。

埼玉県芸術文化祭実行委員会会長賞は、県知事長、県教育長賞に次ぐもので、村上さんは3年生のため、来年の全国高校総合文化祭に作品は出品されませんが、全国大会出品と同じ価値のある賞です。

受賞後、村上さんは顧問の関根教諭とともに校長室に報告に来てくれました(上段写真)。
村上さんの作品は、「第61回 埼玉県高校美術展」で11月28日(水)から12月2日(日)まで、埼玉県立近代美術館で展示されました。

高校美術展では、村上さんの作品の他にも本校美術部員の力作(中段・下段写真)が他校の作品とともに展示されていて、とても見ごたえがありました。

書道部、「全国高等学校総合文化祭」に出品決定!

        

書道部の2年生・佐藤仁美さんの作品「臨 書譜」が「第35回埼玉県高等学校総合文化祭」において入選し、来年7月27日(土)から8月1日(木)にかけて開催される「第43回全国高等学校総合文化祭佐賀大会 2019さが総文」に埼玉県の代表作品として出品されることが決まりました。

全国総文祭は「文化部の全国大会」に相当します。本校書道部としては2年ぶり2回目の出品となります。

全国大会出品が決まり、佐藤さんが校長室に顧問の佐藤教諭とともに報告に来てくれました(上段写真)。県内での出品校116校、出品総数762点のうち、「全国行き」を決めたのは14点です。

佐藤さんは約一か月間、毎日遅くまでかけて作品(中段写真)を仕上げたとのことでした。
作品は11月20日(火)から11月25日(日)まで「第57回 高校書道展」として、埼玉県立近代美術館(下段写真)に展示されていました。

私も見に行きましたが、佐藤さんの作品は、文字の大小、墨の濃淡やかすれ具合などを細密に表現していて、見事なものでした。
また、佐藤さんの他にも、本校書道部の力作が2年生3作品、1年生18作品、展示されていました(下段写真)。

「全国行き」が決まり、本校としては晩秋を彩る朗報となりました。