校長室だより

校長室だより

3学期始業式講話

本日の始業式で以下の話をしましたので参考にお読みください。

 今朝は、20分台に北上尾駅に着く電車に乗っている人はわずかだった。意識の変化を感じる。大変すばらしい。続けてほしい。

 今日の終業式は、いつもと少し違う。ハワイからお客様が来ています。「プナホウ高校の生徒16名と先生2名です。後ろを向いて拍手で歓迎しよう!「Welcome !Punahou School! Welcome to Ageo High School I’m glad to meet you. Enjoy Japan and enjoy our school Life」(生徒は拍手)

 さて、終業式では、ノーベル化学賞「吉野彰先生」の話題で人生の「転機」について話をした。「ろうそくの科学」を読んだことが転機だった。何かをしたい、一歩踏み出したい。でもできない。そんな人は多い。今日はその転機を自分のものとするためにどうすればいいか、話をしたい。

 クラウドサービスの会社の一つに「サイボウズ」という会社がある。1997年松山、2DKの一室で創業して23年。今では一部上場、社員500名を超える会社に成長した。そこの青野社長、大阪の大学を卒業し、パナソニックに就職。「それなりに頑張ればなんとかなる」と思って人生を送り会社を立ち上げた。

 「転機」は、仕事で様々な人と会うことで訪れた。様々な人(社長)と話をするうちに「自分より才能のある人などいくらでもいる。自分より努力する人もいくらでもいる。自分より運のいい人もいくらでもいる。頑張ればなんとかなる。などあり得ない。命を懸ける想いで取り組まなければ、ここから先には進めない。「頑張る」のと「命を懸ける」のではレベルが違う」ことを痛感した。「転機」ですよね。

 この日以来、座右の銘は「真剣」。「真剣」という言葉は、本物の刀同士で戦う勝負について「真剣勝負」と表現したことが由来となっている言葉。刀同士で戦っているため、命の危険を冒しても本気で取り組むという意味だと理解したそうだ。果たして自分は真剣だったのだろうか。何度も何度も自分に問いかけた。答えはノー。明確にノーだったそうだ。「自分がこの分野やこの会社について一番詳しいのだから、自分が社長をすれば何とかなるだろう」くらいに軽く思っていたそうです。そして、「とにかくこのサイボウズという組織がよりよい状態になることに全力を尽くそう。1人の経営者として、世の中でどのような評価をされてもかまわない。できることに集中しよう。」って考えた。「本当に大切にしたいことはなにか。大切にしたいことのために、今できることはなにか。」その問いを毎日毎日とにかく繰り返したそうだ。それは「覚悟」と言ってもいいものだった。

「覚悟」と言っても、そんなに簡単に「覚悟」なんてできないって、みんなは言うかもしれない。F1ドライバーで山本左近という人がいる。F1は時速250㎞から300kmの世界。新幹線のスピードを地上すれすれで体感している。怖いなんて言うものではないだろう。F1レーサーでも、レースに出る覚悟がなかなか決まらないときがあるそうだ。自分自身でもそれがわかっているから、本当にもどかしく、苦しいものらしい。そんな時どうするか、この人の場合、それを克服する秘訣は「ご飯」にあるそうだ。心が折れそうなとき、いかに自分を奮い立たせるか、いかに前を向くか。「勝負メシ」を食べていくうちに、「よし、行くぞ」という気持ちになるのだという。イチロー選手も試合前に「カレー」を食べるとか聞いたことがある。一流の人たちは、何かそういうものを持っているのかもしれない。

「転機」が生まれるのは、「慣れ親しんだ場所から出るとき」「新しいことを学ぶとき」「優れた人の話や文章に触れて、自分も真似してみようと思ったとき」。そして、行動に移し「覚悟」によって「限界を何度も越え」新しい自分に出会い、新しい自分を知ることで人生が開ける。

 3年生は、覚悟をもって準備してきた大学入試が、もう少しで始まる。ぜひ力を発揮してほしい。

「覚悟があるかどうか」は「行動に現れる」。「みんなは頑張っている、努力もしている」。それだけでなく、「覚悟をもって頑張る」上高生が多くなることを期待する。

 

 

終業式講話

終業式で以下のような話をしましたのでお読みください。

 

 先日これまでの遅刻者数の報告を受けました。過去数年で最も少ない。一昨年が少なく昨年は増えてしまった。これが限界かと思っていた先生方もいたが、見事に最少記録を更新した。うれしいことです。朝北門に立っていると、手に問題集か英単語の本かわからないが、手に抱えて登校する男子生徒もいる。日に日にそれがボロボロになっていく。これもまたうれしい。成果につながってくれればと思う。

 昨日の芸術鑑賞会では、総合司会の方が「チャンスをつかんでほしい」という話をされていた。今日は人生の「転機」について話をします。先日、ノーベル化学賞を受賞したのは「吉野彰さん」ですよね。表彰式がありました。受賞理由はわかっているかと思いますが、リチウムイオン電池を開発した功績によるものです。リチウム電池は、パソコン、スマホ、電気自動車など、様々なところで使われています。スマートフォンやノートパソコンが手軽に持ち運べるようになったのは、超小型で、繰り返し充電でき、長時間電気を供給できる、この「夢の電池」が登場したからです。リチウムは最もという形容詞が付くかどうか記憶があいましですが、軽い金属で、電気を生み出す反応を起こしやすい。原子の粒が小さいので、電池の電極に使うと小型で高出力の電池ができます。しかし、化学反応を起こしやすいリチウムの性質が災いして、発火や爆発の危険がつきまとい、そのままでは使えませんでした。その壁を打ち破ったのが、吉野さんです。マイナスの電極(負極)に特殊な構造の炭素材料を使うことで安全性を飛躍的に高め、小型化にも成功。だれもが使える電池に変えました。2年生は修学旅行に行くときに、リチウム電池は手荷物でと言われていたので覚えているだろう。

 吉野さんは、水泳が大好きなごく普通の子どもだったそうです。しかし、小学校4年生のときに、担任の先生から『ロウソクの科学』という本を読んでみないかと薦められました。「ロウソクはなぜ芯が必要か」「なぜ炎は黄色いのか」など、「おもしろいなあ」と思いながら読んだのだそうです。その本を入り口に、化学やものづくりに興味を持ったと振り返っています。しかし、中学・高校で一番熱中したのは水泳で、学校のプールでひたすら泳いでいたとも言っています。そんななかでも化学への興味は変わらず持ち続け、理科が得意科目になったこともあり大学は工学部に進み、大学院修了後は旭化成に入って研究職に就きました。

 吉野さんは、このように言っています。「いろいろなことを試し、刺激を受けてください。ボールを蹴る楽しさにひかれ、Jリーガーを目指す人もいるでしょう。私の場合は、それが『ロウソクの科学』でした。もしも失敗が続いたとしても、焦らないでください。ノーベル賞受賞者がそのテーマの研究を始めた年齢は平均37歳。私も33歳のときでした。いくら科学が発展しても、世の中にはわからないことがまだたくさんあります。いつかきっと、「これは!」というテーマが見つかります。それまでは、たくさん失敗をしてください。失敗から学んだ経験が、きっとあなたを成長させ、困難を乗り越える力になりますから。」

 オーストラリアやハーバードへ行って、その報告をしてくれた生徒、来年上尾市でも開催されるインターハイ、その準備の生徒代表として成長している生徒、部活動のコンクールや試合という場を与えられ、ひたむきに努力することで得られる結果、遅刻の減少、自分たちで指示書を読んでやる新しい理科の実験、映像を使った授業、説明や話し合いをする授業、学校行事の企画運営、補習や小論文・面接の練習、その取り組みは熱心です。学校では様々な刺激があります。それを自分で活用することで、みんなの持っている才能が目覚めます。これは「転機」と言ってもいいでしょう。そんなうれしい場面をいくつも見させてもらった。しかし、学校は「転機となるボール」をみんなに投げることやボールを探しだす場面を設定することしかできない。それを見つけ、あるいは受け止めて使うかどうかはみんな次第です。手に取って大事に育てるのか、見て見ぬふりをするのか、握りつぶして初めからなかったものとしてしまうのか。一人一人が自分を知り、自分の力、才能を伸ばすために、自分の手の中にあるボールを全力で活用してほしい。それを願っています。

 3年生はいよいよ受験です。最後は粘った人が希望を叶える。最後まで粘って粘って粘ってほしい。

 

修学旅行最終日(2)

最終日は朝方の曇りから一転晴天になり気温も初夏を思わせるぐらいになりました。

午前中はクラス毎の計画で、下のクラスは宿舎ホテルのビーチに出て、クラス写真などを撮影しました。

担任の先生と相撲を取る生徒もいたようです。また、担任は本日が誕生日、生徒から胴上げされていました。

その後、喜びのあまり海に入ったとか・・・!?

   

                     

 

 

火災にあった「首里城」の様子を見てきました。

「守礼門」を過ぎたところで「立入禁止」となっていました。消防の現場検証が続いているそうです。

城壁沿いにしか歩くことができず、燃えた建物の屋根が少しだけ見えました。

  

 

 首里城の目の前の駐車場もガラガラ。 お土産屋さんにも人はあまりいませんでした。

   

空港への集合状況も時間を守って行動できた。そして定刻から10分程遅れて飛行機は一路羽田へ!

修学旅行最終日

朝は曇っていましたが、今は晴れていて暑いです。

 

やっと沖縄に来た!という天気になりました。海の色もとてもきれいです。

 

(国際通りでは少しもったいない気がします。。。)

 

いよいよ、最終日。体調不良者もなく無事に埼玉に帰ることができそうです。

 

※ 写真はまたあとで更新します!

修学旅行最終日 朝

最終日を迎えました。曇りです。最高気温は24℃の予報です。

体調不良者もなく、全員元気です。

    

クラス別に見学をして、国際通りから那覇空港へ集合し、帰路につきます。

 

*宿泊ホテルの夜景です

  

修学旅行3日目

本日は、民泊の皆様方とお別れし、「美ら海水族館」へ向かいました。

民泊先の皆様との別れに涙を見せる生徒が非常に多かった修学旅行でした。

修学旅行委員長のお礼の挨拶も大変立派でした。その後、「島人ぬ宝」を歌いお礼をいたしました。

 

 

恒例?の「お礼パフォーマンス」。そう言えば学校で「ハカ」の大きな声がしていました。

   

民泊先の玄関を泥で汚してしまったからと、きれいに掃除してくれた生徒もいたと話をされました。

「礼儀正しくて、元気がよくて、こんな学校は初めてです。すごい学校ですね。」と多くの民泊先の方からお言葉をいただきました。

 

美ら海水族館へ到着。

    

 

本日宿泊のホテルです。リゾートホテル。ホテルに着くとすぐ近くのビーチに散策に出かけていきました。

夕食はホールに全員が集まっていただきました。

  

男子は完食、「余っている女子のテーブルにもらいに行ってくれば・・・」と先生が・・、

最初は恥ずかしそうに席を立たなかった男子ですが、次第に・・、不思議なことに「トマト」だけをもらいに行ったグループも。

 

修学旅行2日目

2日目は「体験学習」の日です。生徒はそれぞれの民泊先から事前に申し込んだ体験場所へ連れてきていただきました。

波が高く「シーカヤック」と「グラスボート」は中止にさせていただき、代替の体験をしてもらいました。

 

ビーチに集合した生徒たち。 ウェットスーツに着替え海へ。

  

 

「シーサーの絵付け」です。

 

 

波があったのでサンゴとたくさんの魚に出会うことはできませんでしたが、「シュノーケリング」の様子です。

  

 

 「バナナボート」の体験です。

    

    

  

午後は民泊先の皆様と「沖縄のアクセサリー作り」などを楽しませていただきました。 

修学旅行1日目

修学旅行1日目は朝早く始まりました。あいにくの雨。

遅刻者もなく、8時10分に全員が搭乗口に集合し、8時35分の飛行機で沖縄へ向かいました。

 

  

 

那覇も小雨、北よりの風が強く肌寒い。今日は「平和学習」の日です。

平和記念公園では、献花、学校で生徒たちが折った千羽鶴、平和宣言を読み上げ、これからの平和を誓いました。

       

ひめゆりの塔では、沖縄戦の貴重な映像に足を止め、記録の一つ一つを丁寧に読んでいました。

 

今日からお世話になる民泊先のご家族の方との対面です。

修学旅行委員長のあいさつの後は、南城市の皆様の歓迎セレモニーでしたが、なぜか本校生徒も「飛び入り」出演!

生徒たちは校歌を歌いました。

   

それぞれの家庭へと出発し、1日目が無事終了しました。

 

 

 

修学旅行前日

明日、沖縄修学旅行へ出発する2年生は、本日荷物の積み込みと明日からの確認を行いました。

 その中で旅行委員長の生徒は「楽しんで行ってきましょう。そのためには、事前の準備が大切です。そうしないと嫌な思いをする生徒が出てしまいます。そうならないように、準備準備準備です。みんなで考えて行動しましょう。」と、あいさつしていました。

 また、荷物を運んでくださる運転手さんからは「こんなに早く荷物を積み込めた学校は、今までなかった。初めてです。」とのお言葉をいただきました。

 学年主任は「誰かがどこかで何かをやってくれているから、私たちはどこかで助かっていることがある。それをわかってほしい」と話をされていました。

 荷物の積み込みは生徒たちが手伝っていました。そして、体育館で行う予定だった、この最終確認の集まりも、荷物が早く積み込まれたおかげで温かい柔道場で行うことができました。「誰かがやってくれたおかげで被る恩恵」ありがたいですね。生徒たちに感謝です。

選択体育「アイススケート」

     

 本校3年生の選択体育では、約70名の生徒たちが市内にある「埼玉アイスアリーナ」でアイススケートの実習を行っています。本日は6回の講習の最終日でした。初めは手すりにつかまりながらヨチヨチ歩きだった生徒たちも後ろ向きで滑ることができるようになり、こわばっていた表情にも笑顔がこぼれていました。上達したことがよくわかります。ご協力いただいた埼玉県スポーツ協会、埼玉アイスアリーナ、インストラクターの皆様ありがとうございました。生徒は「テレビでフィギュアスケートを見ることがあります。最初は簡単そうだと思っていたら、大変難しかった。活躍しているスケーターの皆さんは本当にすごいのだということがよくわかりました。」「丁寧に教えていただいたおかげで滑れるようになれてうれしいです。」と感想を話してくれました。

2020年インターハイ高校生活動報告

 2020年に本県で開催するインターハイは事前の広報活動等を高校生が担当します。11月24日(日)県立武道館で行われた少林寺拳法新人大会で、インターハイ生徒実行委員会の委員長を務める本校生徒が、約5分、推進活動の報告と選手への激励を行いました。原稿を見ることなく、顔を選手に向けたままのプレゼンテーションは大変見事でした。この様子は25日(月)読売新聞朝刊の地域ページでも紹介されました。

 

 

学校保健委員会

 11月19日(火)15:50から、生徒(保健委員、部活動・生徒会)・PTA・教員・校医が一堂に会する「学校保健委員会」が本校視聴覚室で開催されました。100名以上の参加者があり、保健委員から「スマホ首など長時間スマートフォンを使用することで生じる身体的障害」や「育児と電磁波の関係」「SNSや動画依存」について報告がありました。また「プロ野球選手に学ぶ高校生のからだづくり」と題して、本校家庭科教諭から部活動後の捕食等について講義があり、特に部活動の生徒は熱心にメモを取っていました。

 各クラスの保健委員は、11月25日(月)からの「姿勢改善キャンペーン(キャットレッチ)」、2月末までの教室の換気、二酸化炭素の濃度測定を行います。

「スマホ首」の説明をする保健委員

 

 

 

 

 

 

ボッチャ

本日LHRで「ボッチャ」を行いました。ボッチャはイタリア語で「ボール」を意味する名前の通り、直径10cmほどの赤か青のボールを投げたり転がしたりして、目標となる白球(ジャックボール)にどれだけ近づけられるかを競う「パラリンピック正式種目」で、手脚にまひや機能障がいのある方が座ったままでも行なえるスポーツとして考案された球技です。体力や技術だけでなく、頭を使ったりチームで作戦を立てたりするので、障がいのある人だけでなく、子どもから高齢者まで一緒に楽しめるのが、ボッチャの魅力です。

2つのチームに分かれて対戦している様子は、カーリングにも似ています。「手前の青ボールの左側を狙ってみたら?」と、チームで作戦を考えたり、投げられたボールの軌跡を追って歓声が上がったり…次第にゲームに引き込まれ、生徒たちも夢中になっていました。点を取るだけではなく、相手のコースをふさぐ位置取りをして点を取られないように工夫するなど、みんなで知恵を出し合うチームプレーも面白いようです。狙った通りのコースにボールが行った時は喜びを爆発させていました。

22日(金)は実際に競技をされている方々にご来校いただき、交流を深める予定です。スポーツを楽しみながら共生社会についても考えを深める機会にしたいと思います。

 

 

 

台湾教育視察団の皆様が来校されました

     

 

 令和元年10月31日、台湾から教育視察団の皆様が本校を訪問されました。

 美術、書道、音楽などの芸術科目や商業科の授業などをご覧になり、日本と台湾の教育環境や指導方法、国際交流について意見交換をいたさいました。

 これを契機に、本校と台湾の学校との交流が深まることを期待しています。

  

  

 

彩の国ビブリオバトル2019

 10月26日(土)彩の国すこやかプラザで「彩の国ビブリオバトル2019」が開催され、本校からも3年生が参加しました。県内の公立・私立高校の33名が参加し、6ブロックに分かれた予選を経て、各ブロックのチャンプが決勝戦でグランドチャンプを目指しました。

 5分間「おすすめ本」をひたすら紹介。その後2分間聴衆の質問に答えます。この本読んでみたら、きっといいよ。と聴衆をその気にさせることができるかどうか、思わず「読みたい」と思わせることができるかどうか。それを伝えることができるかどうかが問われました。

 本校生徒は「宇宙兄弟」を紹介。「宇宙兄弟」は、子どもの頃に、UFO(らしきもの)を目撃した南波兄弟が、月面を目指すことを誓いJAXAに通うようになる、そこから始まる物語です。

 思わず「心のノート」に刻みたくなるキャラクターたちの言葉の数々を紹介するとともにこの本の面白さを伝えました。特に宇宙船の中で「死ぬ覚悟なんていらねえぞ 必要なのは“生きる覚悟”だ」という言葉に心を打たれたと話していました。

 残念ながら本校生徒は決勝には進めませんでしたが、「伝えることの難しさ」を実感したようです。

 そういえば、「失敗を知って乗り越えたモノなら それはいいモノだ」なんて言う言葉もありましたね。自分の夢を妨害するのは、怠惰な自分という思いを「俺の敵はだいたい俺です」と表現したところや、「まずは音を出して 音を出さなきゃ音楽は始まらないのよ」なんていう言葉も、どこかにあったような気がします。

 

 前向きに挑戦したことは、それがたとえ不発に終わっても、そこには必ず収穫がある。その収穫は他でもない自分自身の心の中にあるはずだ。と私は思います。頑張れ上高生。

 

 スピーチについては、4月本校で行われた「新入生歓迎会」を思い出します。真面目な本校生は、わずか数十秒のスピーチも「間違ってはいけない」という意識が先行し、誰もが下を向き原稿を読んでいました。「そんなことでは思いは伝わらない、原稿を見ないで話しなさい」と言いいました。あれから半年。ビブリオに出場したこの生徒だけでなく、多くの生徒が原稿を見ずに数分のスピーチをするようになりました。時に言葉を忘れ、しばし立ちすくむこともありますが、多くの生徒が見せる「やろうと意識し努力する姿」に校長として生徒の成長を感じ、嬉しく思います。まだまだポテンシャルのある生徒たちです。能力が開花し伸びるよう私たち教職員も頑張ります。

PTA進路講演会

 10月19日(土)PTA進路委員の皆さまにご尽力いただき「進路における保護者のサポート~働いて知る厳しい現実~」の演題で講演会を行うことができました。土曜日にもかかわらず120名を超える保護者の皆様にお集まりいただき、勉強になる大変貴重な時間を過ごすことができました。

 人生100年時代を迎えるにあたっては、AIや機械ができない仕事(「ゼロ」から「1」を生み出す仕事)ができるようにならなければいけない。そのためには「あいさつやマナー」「時間管理」「他の人とのコミュニケーション」などの基本行動ができることを当たり前にし、「多様な人との意見交換」や「意味を考えて行動する」体験を積みながら、「自己中心から多様な人々を意識した考え方」、「言われたことだけから自ら考えて動くこと」を実践できる人物に、自らを成長させる努力が必要であること。また、最後は人と人の間で仕事が完結します。相手の気持ちに届くよう心をこめなければいけませんと、お話しいただきました。

 私たちは、こうしたことができる生徒を育成できる環境や仕組みを、今以上に整えていかなければいけないと、改めて考えさせられました。

  

沖縄修学旅行事前学習

 10月11日(金)沖縄へ修学旅行に行くにあたり、戦争当時沖縄に住んでいた方にご来校いただき、地上戦の様子などをお話しいただきました。戦争終了を知らないままガマに隠れていたところを米兵に発見され、外に出て一列に並ぶように促された時の様子やその時の心境は、私たちには想像もできないほどの恐怖を感じたことと思いますと生徒たちも話していました。平和の尊さとともに、平和のために米軍と共存する沖縄の皆様は、どのようなお気持ちでいるのか、大変考えさせられたようです。

 最後に、本校音楽選択者が三線と歌(「島人ぬ宝」「島唄」)でお礼をいたしました。

  

 青い海と白い砂浜、サンゴと魚、南国の美しい島に、癒しの時間を求めて沖縄に行く私たちですが、生徒が平和について改めて考えを深めるとともに沖縄で生活する方々の「島人ぬ宝」を見つけてくれるよう、そのような機会をつくりたいと思います。

 

調理実習

 

3年生の選択科目「フードデザイン」の授業です。主菜の「ハンバーグ」、ごはん、味噌汁に、各班で副菜やデザートなどの献立を事前に考え、今日は実際に調理しています。

男子だけのグループ、男女混合のグループなどがあるようですが、どの班も楽しそうに実習しています。しかし段取りと出来上がりには大きな違いがあるようです。下の写真を見れば一目瞭然ですね。

  

繊細さや盛り付けなどは、生徒の様子を見る限り、やはり女性の方が勝っているように思えますが、世の中の一流シェフには比較的男性が多いようです。シェフに男性が多いのは、ホルモンバランスと味覚との関係や労働時間など様々な理由があるようですが、調理や栄養士、食品関係の学校等に進む生徒には、男子も女子も、食の道を極めてほしいと思います。

 

1人、10人、20人

1人、10人、20人   

この数字は何でしょう?

 

 この日は教職を目指す本校卒業生の研究授業の日でした。3年生の選択授業で授業を受けている生徒は10人。普段は40人で授業を行っていますので超少人数授業です。教えているのは実習生1人。後ろで授業を参観しているのは本校の先生たち。10人います。映像もあとで反省会に使うのでしょう。教室に入れずに廊下から参観している先生が10人。教職を目指す卒業生のため20人の本校の先生が集まってくれました。

 いつまでも大切に思われている本校卒業生、幸せだなぁと感じた一日でした。

 

    

 

化学の実験

いつもは丁寧に手順を説明して行う実験ですが、今日は「指示書」を自分たちで読み実験をしています。

 9月下旬、私が化学実験室の前を通りがかると、化学の教員と実習助手の先生が、次回の実験の段取りを打ち合わせていました。たまたま通りがかった私は、お願いがあるのですが・・「詳しく説明せずに指示書だけ読ませて実験させてくれませんか?」と話しました。「社会に出れば、掲示物や趣旨説明だけで、あとは自分で考えて課題解決する」ことになります。「自分で考えて行動できるようにしませんか」最初は「えっ!?」という反応でしたが、最後は「わかりました」と引き受けてくれました。そのあと先生方は、実験の準備・手順・片付け・・、どれくらい時間がかかるのか、危険を伴う場面はないか、指示書の作り直し・・、きっと大変な苦労をかけたことと思います。ありがとうございました。実験当日は「班ごとに声を掛け合い、手順を確認しながら実験を進めていました。」結果は「成功!」でした。先生方も「できるものですね!」と改めて上尾高校の生徒の力を感じたようです。