校長室だより

校長室だより

伝達表彰

始業式に引き続き下記の表彰を行いました。

 

〇第35回全国高等学校簿記コンクール優良賞(個人)

〇第39回全国高等学校IT・簿記選手権大会関東甲信越大会簿記部門団体の部 第5位

〇第39回全国高等学校IT・簿記選手権大会関東甲信越大会簿記部門個人の部 第5位

〇第20回高校生国際美術展 奨励賞

〇第20回高校生国際美術展 書の部 奨励賞2名

〇第20回高校生国際美術展 書の部 佳作5名

〇第54回弘法大師奉賛髙野山競書大会 髙野山書道協会賞2名

〇第54回弘法大師奉賛髙野山競書大会 推薦4名

〇第54回弘法大師奉賛髙野山競書大会 特選

〇高校野球模範部員表彰

〇女子バレーボール南部地区優秀選手

〇男子ソフトテニス部南部地区大会Aチーム優勝、Bチーム第3位


始業式講話


2学期始業式では以下の話をしましたので、参考にご覧ください。

 始業式の集合状況は良かった。時間前にみんなが集合したし、体育館では率先して整列し静かに開始を待っていた。また、校歌を誇らしく大きな声で歌う上高生、大変素晴らしい。今後も続けてほしい。
 さて始業式にあたり、今日は2つ話をする。

 

1つ目

 先日のテレビで見た出来事です。突然の雨でびしょ濡れになった人がインタビューを受けていた。『天気予報では傘を持っていった方がいいと言われなかったので傘をもって来なかった。突然雨が降ってきて濡れてしまいひどい目にあいました。』と言っていた。でも、西から天気は崩れています。明日は雨になるでしょう・・、大気の状態は非常に不安定です。とも天気予報は言っていた。用心深い人は折り畳み傘を持っていく。天気予報は情報源でしかない、情報をもとにして判断するのは自分なのです。それを天気予報で傘を持っていきなさいと言われなかったのでと不満をいう。おかしくないですか。自分のことですよ、最後は自分で判断できないと困ります。自分で考える力がない人では困ります。様々な情報をもとにして、判断し決断できる人に育ってほしい。

 

2つ目

 夏の風物詩、花火。以前は7色しかなかったし、発色も良くなかったが、今年は色が違うように感じた。ピンクやレモン色、エメラルドグリーンに見える光もあった。調べてみると、今年初登場ではないようだが。確かにパステルカラーの花火がある。

 様々な色に見えるのは炎色反応ですよね。赤はストロンチウム、青は銅、黄色はナトリウム。わかりますよね。これまでは単色しか作れなかったが、今では薬品を何層かに分けて一つの火薬玉を作る技術が開発されたとかで、パステルカラーもできるようになったらしい。詰める火薬玉(これを星という)の配列で、形も様々に作ることができる。調べてみると面白いし、こんな花火があったらきれいなのになぁというのもオリジナルで作れそうだ。

 教科書には詳しく書いていないが、こういうことも勉強だ。興味のあることを自分で研究できる。面白くないですか。自分で考えて何か新しいものを発見できる。すごいことではないですか。考える習慣をつけてほしい。

 

 私は埼玉県庁で仕事をさせていただいたことがある。4月1日着任のあいさつをすると、上司がやってきて、「君の仕事はスポーツの普及・振興・競技力の向上に関することです。担当競技はサッカー、バドミントン、フェンシング、カヌー、クレー射撃です。ではよろしく」と言って席に戻ってしまった。『どうすればいいのだろ、なにをすればいいのだろう・・』と途方に暮れた。解決の糸口も全く見えなかったし、そもそも何が課題なのか、わからなかった。当時を振り返ると、戦力にならない社会人だった。

 

 課題の発見、これは君たちも苦手分野だ。授業では考える機会が少ない。今の君たちには絶対的に不足している部分です。これができるようになれば、みんなはもう一回り成長する。

すでに告知したように「探究学習」をやる。教室にポスターを掲示してもらうのでよく見て取り組んでほしい。9月17日(火)までに応募してください。

 

 

野球部地区新人大会

 甲子園大会が終わった高校野球は新たなシーズンを迎え、地区の新人大会が行われました。秋季大会の地区シードを得て、その後も勝ち進んでいる本校ですが、北部地区ベスト4に入ったところで、大会日程の関係で新人大会は打ち切りとなりました。
 本日も保護者の皆さま、地域の皆さま、たくさんの応援ありがとうございまいた。
 新チームになっても「上高の伝統」は生きています。
 次は9月の秋季大会です。全力で頑張る生徒たちに、引き続き応援よろしくお願いいたします。


文化部合同発表会

8月3日(土)北本市文化センターで文化部合同発表会が開催され、日ごろの活動成果を保護者の皆様にご覧いただくことができました。それぞれの部活動が行う発表会や演奏会ではない合同発表会は、舞台設定、スケジュール管理、幕間も見ている方々を飽きさせない演出などの裏方の仕事が多く、細部にわたり気を配らなければうまく進行できませんが、あっという間の時間を過ごすことができました。







8月20日(火)には、こうした部活動の様子を見ることや体験ができますので、ぜひ本校にお越しください。詳しくは、こちらをご覧ください。http://153.127.209.180/spec/ageo-h_nc2/?page_id=3608




筝曲部演奏


 本日は日本尺八連盟埼玉県支部の第42回定期演奏会に特別出演させていただきました。ありがとうございました。本校生徒たちは「筝のための展」を演奏いたしました。音が静かに空間を漂っているように始まり、次第に様々な音が、次々と、様々な場所から聞こえ、箏のトレモロを最高潮に、またもとの静けさへ帰って行った。次に曲調が、躍動感に溢れ、速いテンポに変わっていきました。(すごく良かったのに、すみませんうまく表現できません)奏法もいろいろあるので驚きました。

 「気持ちを音にのせて」とか「音に気持ちがのっている」などと表現されることがありますが、独特の「間」と筝の音色は心に響きます。腰をまっすぐ立て座る姿は美しかった。姿勢、美しい手の形、礼儀作法、立ち居振る舞い、まるで音や相手に敬意を払うことの大切さに生徒たちは向き合っているようでした。

 今日の演奏は迫力がありました。『これが私たちだ、私たちの演奏だ』と言っているようでした。素晴らしい演奏をありがとう。


 

海外派遣


グローバル社会でリーダーとして活躍する人材の育成を図る目的で行われる「県立高校グローバルリーダー育成プロジェクト」40名に本校生徒が選ばれ、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)へ短期派遣されることになりました。

ハーバード大学やMITの学部授業の聴講、ハーバード大学やMITの教授や研究者による特別講義の受講、ハーバード大学生とのディスカッション、生徒によるプレゼンテーションなどが行われます。

 

また、8名が参加するFM NACK5高校生海外スポーツ研修プログラムにも本校生徒が選ばれ、オーストラリア連邦クイーンズランド州に派遣されることになりました。このプログラムは、様々なスポーツを通して運動能力の向上やリーダーシップ育成を目指すとともに、現地の高校生との交流を行うものです。

 

海外での活動にチャレンジする生徒が増えてきて頼もしく思います。こうした経験をとおして、さらに輝く生徒たちが増えてくることを楽しみにしています。

ちょこっと授業参観⑤

 
 実習生の研究授業を参観していたら、隣の教室で楽しそうに授業をしていたので、そちらも参観することにしました。嫌がらずに教室に入れてくれた生徒と先生に感謝です。古典の授業でした。私の高校時代の古典といえば動詞や助動詞の活用を毎時間のように覚え設問に答えていた(実際はそれだけではなかったはずですが)記憶しかありません。それは楽しいという雰囲気ではありませんでした。見せていただいた場面は、動詞の活用を生徒が黒板に書いているところでした。なぜか生徒は楽しそう。やっていることは昔の私と同じなのに、こんな雰囲気なら私も早く理解できそうな気がしました。
 実習生の授業は保健でしたが、保健体育科の先生だけでなく、国語、英語、理科、商業の先生も参観していました。ちょこっと授業参観週間は本日で終了となりましたが、他教科の授業をヒントに、それぞれの授業改善が進み、生徒の理解と知識がより確実に定着することを楽しみにしています。

ちょこっと授業参観④

 本校を卒業し、教員を目指している大学生が6月に5人、9月にも5人が実習を行います。今日も教育実習生の研究授業が続きます。

保健行政という高校生にはあまりなじみのない分野の授業。教育実習生には少しハードルが高いのではと思いましたが、それは杞憂でした。よく挙手していた中学生が高校生になるとあまり挙手しなくなる話を聞きますが、本校生徒はどんな問いかけにも必ず数名が挙手します。発問には周囲の人と相談してよいなどと、安心して自分の意見を言える仕組み作りをしているのも要因です。授業では間違ってもよいのだという安心感や先生、友人への信頼感があるのでしょう。この実習生の素晴らしいところです。授業後、実習生には「生徒にとっては関心がない単元でも、いかに興味を持たせ、自分ごととして考えさせることができるか、そこが教員としての力量です。50分のうち、生徒の脳が活性化していたのは何分間なのか、よく考えてほしい。家に帰ってノートを見返したときに授業を再現できるノートなのか、それも考えて教員になる準備をしてほしい」と話をしました。

 マット運動を指導する実習生。本校体育授業のルーティン(体操や補強、ボイスランニング)をしっかりこなし、前転、開脚前転、後転、開脚後転のウォーミングアップへ。そして本時の展開である倒立前転の練習に入りました。優しく元気な声をかけ続ける先生の姿が印象的でした。同じ時間帯にもう一人の実習生が研究授業をしていたので、残念ながら、ここで退室。授業終了後、倒立前転がきちんとできる技術的なポイントを聞いたところちゃんと答えてくれました。それを生徒は頭でわかっていても自分の体がどうなっているのかはわからない、今は映像を撮ってすぐ見ることができる時代なので、使ってみたらと話しました。

 同じ時間のもう一人の実習生、日本史の授業です。参照する資料は、資料集の何ページに掲載されているのかを把握しており、下調べのノートに目を落とすことなく生徒の方を向いたまま指示できていました。よく勉強しているなぁという印象を受けました。しかし、説明の時間があまりに長い。ほとんど一人でしゃべっていました。生徒は板書をノートに写し取るだけ。本人が後で校長室に来て、このことを反省していました。「生徒に興味関心を持たせたり、どうしてこうなるのだろう?と疑問を抱かせ、自分から学習に向かっていく力を育てて欲しい。このことが大切で、それを教えられる先生になってほしい」と話をしました。

ちょこっと授業参観③

 20人ほどの先生が見守る中、地歴公民科教育実習生の研究授業が始まりました。説明に終始する実習生が多い中、グループワークを中心にした授業を展開します。「模擬選挙」をして、政治に参加することの意義について考えてもらおうという狙いです。「ごはん選挙をしよう」という題材でした。本校で伝統的に行われている「競技会」が終わった後、みんなで食べにいくお店はどこがいい?という場面を設定しました。生徒を指名したところ3つの店の名前があがり、まず、自分がどこの店に行きたいかでグループ分けをしました。これが政党の代わりです。6人、10人ちょっと、20人以上の3つにグループに分かれることになり、それぞれのグループでそれぞれのお店の良いところ(政党の方針)を「演説」し、最後に投票する流れです。グループ(店)毎に作戦会議をしてよいところはどこか、アピールできるところはどこかなどを話し合いました。自然とリーダー(党首)が生まれるのですね。党首の演説も見事でした。生徒からの質問もあり、各自投票する政党(店)を判断できたのではないでしょうか。そしていよいよ投票。6人グループのところも11人に増えるなど、最初のグループ分け人数とは違う投票結果となりました。

 何に注意して演説を聞いたのか、演説後にグループ人数が変化したのはなぜか、投票する時に意識したことは何か、18歳になって選挙に行くときに考えることや意識することは何かなどの振り返りを行い、授業を終えました。

 担当する指導教諭は、教員や生徒の発言がグループやクラスをどのように変化させていたのか記録を取っていました。実習生への指導はもちろんですが、自身の授業改善のヒントもつかもうという姿勢がうかがえます。教育実習生が生徒の知的好奇心をくすぐり、何事にも意欲的に主体的に取り組ませることができる教員になってくれることを願っています。実習生の研究授業に他教科の先生も含め20人以上が集まる本校の先生方は、卒業生の成長を願うと同時に、自身の課題改善のヒントを探している先生方です。

ちょこっと授業参観②

〇短焦点プロジェクターで映像を黒板に投影して始まった英語の授業。はじめに新出単語の音読です。映像は英単語→英単語を表すイラスト→例文のような順番で表示されます。まるでフラッシュカードを見ているようでした。

〇教育実習生が行った物理基礎の授業。本校を卒業し教員を目指す大学生の授業です。普段の教室とは違い、何か独特の緊張感がありました。実習生は非常に穏やかな先生です。運動の法則について一生懸命に説明しています。言葉ではわかりにくいので黒板には「絵」がたくさん描かれています。「絵心はなくてもいい、誰が何をしているのか、その内容がわかるように描いてほしい」と生徒にもプリントに絵を描くよう指示しています。生徒は力の向きや作用点がわかるように図示していました。教えるだけではなく、推論させられる先生になってほしいなぁと思いつつ教室を出ました。

〇教室へ向かう途中、廊下にある机の上に「新聞スクラップ」の冊子を見つけました。新聞を切り抜き、その記事についての考えを生徒がリレー形式で書いているようです。大学等の入試を控える3年生には貴重な情報源となることでしょう。書かれているコメントも参考にしながら考え方を広め、同時に自分軸も持ってほしいと思います。