3年文系・化学基礎【硫黄の同素体】
3年文系の化学基礎の授業で「硫黄の同素体」の実験を行いました!
3年生ですが1年生の時はコロナ禍で化学の実験ができなかったため、自分たちで取り組むのは初めての実験でした。
まずは中学校の復習を兼ねて、ガスバーナーの使い方から行いました。
ガスバーナーの使い方を復習した後はいよいよ実験開始です。
まずは、単斜硫黄を作りました。
硫黄の粉末を熱して、溶けたところでろ紙に一気に流し込み固まってきたところでろ紙を広げます。タイミングが難しい!
針状になった硫黄が少しずつ伸びていく様子を観察しました。
次に、ゴム状硫黄を作りました。先ほどよりもっと加熱し、中身をビーカーに入れた水の中にゆっくりと回しながら入れます。
生徒はできたゴム状硫黄を手で触ってみて、本当にゴムのように伸びて面白い!!と感動していました。
さらにもう一つの斜方硫黄は、ルーペを使って観察しました。
同じ元素の単体ではあるが性質が異なるものを同素体と呼ぶことを実験を通して学ぶことができました。