今日の上高

「世界を感じる東京スタディーツアー」リポート

オリンピック・パラリンピック教育の一環として、また、夏季進学講習の「世界の幸せを考える」の校外講座として、8月25日(土)に「世界を感じる東京スタディーツアー」を実施しました。
生徒9名、教員2名で、東京の「世界を体験できるスポット」をめぐり、これからのグローバル社会の在り方を考えてきました。

まず、代々木上原にある日本最大のイスラム寺院(モスク)の「東京ジャーミィ・トルコ文化センター」を訪れました。「内なるグローバル化」がすすむ昨今、様々な文化背景を持つ人々と、どのように良い関係を築き上げていけるか考えるきっかけとして、イスラム教やその文化を体験してきました。

まず、その美しいモスクの外観に圧巻!この写真だけ見れば、外国みたいです。

ガイドの方の、熱心なお話を聞きながら見学をしました。イスラム教やその文化を理解するためには、世界史、地理学、文化史、宗教史などの幅広い知識が必要になることを実感。

礼拝場にも入れる貴重な体験!女性は髪を隠して、極力肌の露出を減らすのが、イスラムの決まりなので、礼拝堂では我々もそれを守ります。
ステンドグラスや幾何学模様の装飾が本当にきれいでした。


続いて、徒歩でJICA東京の国際センターを訪問し、一般利用可能な食堂で、世界の料理を堪能しました。JICA(国際協力機構)は、発展途上国支援などの国際協力を行う国の機関で、この国際センターは、海外から日本の技術や知識を学びに来る方々の宿泊施設となっていますので、食堂では様々な国の人たちの様々な言語が飛び交っています。

種類が沢山あります。最近話題のイスラム教の人が食べられるハラールのメニューもありました

すみません、どこの国のどこの料理か忘れてしまいましたが、かなり安いお値段で本格的な料理が食べられます。

センター内では各国の民芸品の展示があり、楽しめます。


そして、最後に市ヶ谷にあるJICAの「地球ひろば」を訪れました。
ここはJICAの広報施設で、世界の様々な問題の展示や、JICAの事業内容について理解を深められます。
地球案内人と呼ばれる海外青年協力隊経験者にレクチャーを受けながら、施設内を見学、また、セミナールームでJICAの事業や海外青年協力隊の話を伺い、国際協力の在り方や、「私たちにできること」を考えてきました。



食に関する特別展を行っていたので、世界の食料事情や貧困、飢餓の問題について説明してもらいました。

セミナー室で、案内人の人が協力隊で行ったタイの文化(挨拶の仕方)や現地の子供たちの話を伺いました。

JICAのアフガニスタン・オフィスで働く教員の友人も急遽参加してくれ、アフガニスタンの実情を話してくれました。実際に紛争地域で働く人の「テロ」や「爆弾」という言葉に、非常にリアリティを感じました。


真夏の東京で、とても暑かったですが、とても密度の濃い一日になりました。
生徒たちは、どの場面においても真剣に話を聞き、さすが上高生と感心しました。
今日の経験を、それぞれの場面で活かしてくれると思います。