カルチュアル・スタディー・ツアー in TOKYO
10月30日(日)に有志6人、大学生ボランティア3名、教員2名で、都内での異文化・国際交流体験を目的としたスタディーツアーを実施しました。
本来は、夏期講習の一環で募集したのですが、夏のコロナ感染拡大によって、この日の実施となりました。
代々木上原駅に集合して、日本最大のイスラム寺院のである東京ジャーミー、海外からの研修生などが多く利用するJICA東京センターの食堂で昼食&突撃インタビュー、そして、JICAの広報施設である地球ひろば、という行程を1日たっぷり使って、巡りました。
東京ジャーミーでは、まず、職員の方からイスラム文化についてレクチャーがありました。
日曜日ということもあり、2組の結婚式が行われていて、なぜか一緒に写真を撮らしてもらえる流れに...。生徒たちは困惑していました笑。でも、これも異文化体験!
↑白い衣装のインドネシアの花嫁さん。
↑こちらは、インドネシアの男性と中国の女性のカップル。もはや、ここはどこなんだろうの?という錯覚の中でパシャリ!
礼拝堂では1日5回行われる礼拝も見ることができました。実践される宗教を間近で見ることができて、高校生のみんなは真剣な眼差しで、異文化と向き合っていたのが印象的でした。
続いて、JICA東京センターの食堂でランチタイム!JICA(国際協力機構)は日本の発展途上国支援をおこなっている中心的な機関です。この東京センターは、海外から日本の技術を学びにくる研修生の宿泊施設になっているので、地下の食堂には様々な国籍の方がいるので、まさに海外感覚!そこは一般公開されているので、ランチ利用をさせてもらいました。
そして、食後に、利用者に突撃インタビュー!バングラデシュの男性が協力をしてくれました。
みんな、一所懸命質問して、聞き取って、リアクションして、と頑張っていました。
そして、最後にJICAの広報施設である地球ひろばを訪れました。
ここでは発展途上国で2年間のボランティアを行う青年海外協力隊を経験したことのある方によって、体験談や展示を案内してくれる2時間のツアーに参加しました。
まず、青年海外協力隊のお話を伺いました。東ティモールに赴任され、栄養や保健について取り組んだ体験談を聞かせてもらいました。
その後、展示の説明も受けました。SDGsを中心とした展示が行われていましたので、総合的な探究の時間でSDGsに取り組んでいる2年生は、意気揚々とお話を伺ったり、展示の体験ゾーンで積極的に学んでいました。
朝の10時から夕方の4時半まで、どっぷり異文化や国際交流を感じることができた1日でした。生徒たちにとって、新しい出会いや学び、興味の一歩になってもらえればと思います。