校長室だより

1学期終業式講話

本校は、放送による1学期の終業式で、以下の話をしましたので参考にお読みください。

 

 「おはようございます」 例年にない1学期でした。4月・5月、私たちは、人と人が切り離された状態になっていました。意義深い活動も、気楽な気晴らしも、楽しい集りも、消えていました。私たちの心と体には、不安、フラストレーション、イライラ がたまっていたのだと思います。そして6月、変則的な日課、様々な行事の中止や延期、今までにない、学校生活がスタートしました。それでも、皆さんは自分をコントロールし、乗り越えてくれました。大変な努力だったと思います。感謝します。また、各教室の消毒作業には保健委員の皆さんの力をお借りしました。大変でしたね。ありがとうございました。

 自宅学習も長い間続きました。知識を手に入れる、そのことだけを考えると、その方が効率的な生徒もいたでしょう。しかし、「人としての成長」が学校の大きな目的であるので、そのためには「どこで学ぶのか」より「誰と学ぶのか」が大事だと気付かされました。今は、グループでの活動も、家庭科の実習も、理科の実験も、音楽の授業も思い切ってできませんが、何とか実施できるように考えたいと思っています。

 いくつかの学校で陽性確認者が出ています。部活動・補習・家庭内のリスクを「ゼロ」にすることは難しいですが、「マスク」と「手洗い」「換気」、そして「規則正しい生活習慣」、これが大切です。臨時休校中は、「夜型」の生徒が増えたので、心身の健康を維持するために意図的に朝、グーグルクラスルームを送信することにしました。

 これは夏休みにも継続して行います。朝、起きる。朝食をとる、部活に入っていなくても散歩したりして運動する。自分で計画して勉強する。教科書だけではありません、夏休みしかできないこと、自分の興味関心があることを深く学んでほしい。そして朝の「GCR」をきちんとやって、心身の健康を維持してほしいと思っています。

 最後に、悩みは誰にでもあります。私たちは「悩みがあったら相談してほしい」と言い続けていましたが、もしかしたら、相談できる雰囲気がなかったのかもしれないと反省しています。でも何かあったら相談して欲しいという気持ちに変わりはありません。担任でなくても顧問でなくても、相談できる先生、誰でもいい。もちろん私でも。

 みんなで、危機を乗り越えて、もっともっとつながりがある学校にしていきましょう。では有意義な夏休みを、そして25日に、元気に会いましょう。