校長室だより

令和4年度 第1学期終業式 校長式辞より!

令和4年度第1学期終業式校長式辞

 

 皆さんおはようございます。先ずは1学期間大きな事故もなく過ごせたことに関してとても嬉しく思います。また、先ほど多くの表彰を行いました。全国の場に進む部活動もあるということで、全てが関係ないと思わず、是非仲間の活躍を楽しみにしていただければと思います。

 夏季休業は成長の期間と位置づけられます。進路に向けた取り組みや、夏季休業中の補習日程に沿った自主的な学びを進めてください。必ずや自分の礎となり、基礎固めができ2学期に向けた大きな前進となることは間違いありません。

 

「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」

 

 人間関係の基本は、愛情をもって接することにあります。しかし、溺愛(かわいいかわいい)であってはなりません。

 

上司と部下の関係でも、師弟関係でも、信念もなく部下や教え子に迎合(げいごう)する上司や指導者は、一見愛情深いように見えますが、結果として部下や弟子をダメにしていきます。これを小善といいます。「小善は大悪に似たり」と言われますが、表面的な愛情は相手を不幸にし、成長自体を妨げます。逆に信念をもって厳しく指導する上司は、非常でけむたいかもしれませんが、長い目で見れば部下を大きく成長させることになります。これが大善です。

 

 真の愛情とは、どうあることが相手にとって本当に良いのかを厳しく見極めることなのです。

 

元日ハム 栗山監督

 手塩にかけ球界を代表する4番打者に育てた中田翔がチームメートへの暴力行為で出場停止処分を受け、無償トレードで巨人に移籍した。果たして中田に対しての善行は小善だったのか、大善だったのか。日本ハム監督退任後も、「俺としては一生懸命(中田と)向き合ってきたつもりなんだけど、こういう結果になって、〝つもり〟でしかなかったんだなと本当に責任を感じている。

 この夏以降多くの場面で多くの先生方や大人と接する機会があると思います。指導される一貫の中で、厳しさを感じることがあるかと思いますが、自分にとって、自分の将来を考えて指導していただいているということを感じていただきたいと思います。また、推薦方式による受験に臨む、就職を含めた面接の練習をしていただく、小論文の指導をしていただく、欠点の補習をしていただく場合も誰のために動いていただいているのということを感じながら、真剣・全力で物事に取り組んでください。大規模改修が行われている中ですが、学校内の環境が悪い分、工夫をしながら学校生活が送れることができれば、より効果の高いものとなると思います。

 

 私も大会議室におりますので、是非大善を受けるためにも訪ねてきていただき、共に進路に向け学習していきましょう。

 

 以上で1学期末の私からのお話を終了します。