校長室だより

2学期終業式講話

以下の話をしました。

 今日もたくさんの表彰がありました。うれしいことです。苦しい中でよく頑張ってきました。でもこの表彰だけではありません、朝早く登校していた生徒、掃除を一生懸命にやってくれた生徒、頑張っている姿は校内いろいろな場所で見ることができました。様々な制限の中での生活、時に前向きになれないこともあったでしょうが、自分の気持ちをコントロールしながらよく頑張ってきたと思います。しかし、新型コロナウイルスの感染者数は今また増加しています。若年者の感染も増えています。再び一人一人が感染防止に注意しなければなりません。みんなで乗り切りましょう。

 さて、君たちは青春というすばらしい時期を過ごしています。うらやましい限りです。歴史に名を残した人の青春時代はどうだったでしょうか、そんなに恵まれていたわけではなかったようです。イギリスの政治家チャーチルは“万年落第生”。ガンジーは目立たない生徒でした。アインシュタインは劣等生。X線の発見者レントゲンは、工業学校を退学しています。級友が起こした事件のぬれぎぬを着せられたのです。では、彼らに共通することは何でしょうか。それは「自分で自分をあきらめなかった」ということです。成績が悪くても、裏切られても、何度失敗しても、病気や経済で苦しみ悩んでも。「あきらめなかった」。

 赤ちゃんの時って、自分で立ち上がろうとしますよね。諦めずに何度でも!そう何度でもです!ヨチヨチしながら歩きます。尻餅ついてもまた立ち上がり、歩きます。当然諦めるなんて知りません、二足歩行するために本能的に何度でも挑むんですね。それがいつの日かできなくなる。知識を得て、諦めることを覚えて、できたらいいなと思っていることも、何となく自分で正当化してやらなくなる。寂しいことだと思います。

 君たちに「あきらめたくないもの」はあるのでしょうか。

 あきらめなければ、苦しんだ分だけ、将来、必ず大きな花が咲くと、私は信じています。「あきらめたくないもの」を追求する青春もかっこいい。

 来年は良い年になることを願っています。