校長室だより

始業式講話


2学期始業式では以下の話をしましたので、参考にご覧ください。

 始業式の集合状況は良かった。時間前にみんなが集合したし、体育館では率先して整列し静かに開始を待っていた。また、校歌を誇らしく大きな声で歌う上高生、大変素晴らしい。今後も続けてほしい。
 さて始業式にあたり、今日は2つ話をする。

 

1つ目

 先日のテレビで見た出来事です。突然の雨でびしょ濡れになった人がインタビューを受けていた。『天気予報では傘を持っていった方がいいと言われなかったので傘をもって来なかった。突然雨が降ってきて濡れてしまいひどい目にあいました。』と言っていた。でも、西から天気は崩れています。明日は雨になるでしょう・・、大気の状態は非常に不安定です。とも天気予報は言っていた。用心深い人は折り畳み傘を持っていく。天気予報は情報源でしかない、情報をもとにして判断するのは自分なのです。それを天気予報で傘を持っていきなさいと言われなかったのでと不満をいう。おかしくないですか。自分のことですよ、最後は自分で判断できないと困ります。自分で考える力がない人では困ります。様々な情報をもとにして、判断し決断できる人に育ってほしい。

 

2つ目

 夏の風物詩、花火。以前は7色しかなかったし、発色も良くなかったが、今年は色が違うように感じた。ピンクやレモン色、エメラルドグリーンに見える光もあった。調べてみると、今年初登場ではないようだが。確かにパステルカラーの花火がある。

 様々な色に見えるのは炎色反応ですよね。赤はストロンチウム、青は銅、黄色はナトリウム。わかりますよね。これまでは単色しか作れなかったが、今では薬品を何層かに分けて一つの火薬玉を作る技術が開発されたとかで、パステルカラーもできるようになったらしい。詰める火薬玉(これを星という)の配列で、形も様々に作ることができる。調べてみると面白いし、こんな花火があったらきれいなのになぁというのもオリジナルで作れそうだ。

 教科書には詳しく書いていないが、こういうことも勉強だ。興味のあることを自分で研究できる。面白くないですか。自分で考えて何か新しいものを発見できる。すごいことではないですか。考える習慣をつけてほしい。

 

 私は埼玉県庁で仕事をさせていただいたことがある。4月1日着任のあいさつをすると、上司がやってきて、「君の仕事はスポーツの普及・振興・競技力の向上に関することです。担当競技はサッカー、バドミントン、フェンシング、カヌー、クレー射撃です。ではよろしく」と言って席に戻ってしまった。『どうすればいいのだろ、なにをすればいいのだろう・・』と途方に暮れた。解決の糸口も全く見えなかったし、そもそも何が課題なのか、わからなかった。当時を振り返ると、戦力にならない社会人だった。

 

 課題の発見、これは君たちも苦手分野だ。授業では考える機会が少ない。今の君たちには絶対的に不足している部分です。これができるようになれば、みんなはもう一回り成長する。

すでに告知したように「探究学習」をやる。教室にポスターを掲示してもらうのでよく見て取り組んでほしい。9月17日(火)までに応募してください。