2022年11月の記事一覧
2年生 家庭基礎 住宅展示場に行ってきました
11月4日から11日にかけて2年生家庭基礎の授業において、上尾ハウジングステージに行きました。延べ15社の住宅メーカー様から、災害に強い構造やSDGsに関連して人や環境に優しい家造りについてお話しを伺いました。また泡断熱の実験や漆喰の壁に水を吹きかけ、その壁がどうなるかなど、実際に見たり、触ったりして理解を深めることができました。帰り道、将来はこういう家に住みたいと楽しそうに話をしている生徒が沢山いました!
学んできたことの情報共有をするために、スライドを作り、発表しました。
今回の授業でご協力いただいた住宅メーカー様(敬称略)
アイ工務店 アキュラホーム 旭化成ヘーベルハウス アルネットホーム 一条工務店 彩ハウス
クレバリーホーム 住友不動産 セキスイハイム 積水ハウス 積水ハウスシャーウッド
桧家住宅 福工房 ミサワホーム 三井ホーム
お忙しい中、対応していただきありがとうございました。
11/11 第2学年 平和学習ワークショップ feat. 桶川飛行学校平和祈念館
11月11日(金)のLHRの時間に、第2学年は、2020年にオープンした桶川飛行学校平和祈念館の職員を講師としてお招きして、平和学習ワークショップを実施しました。
10月25日(金)にNHKスペシャル『きのこ雲の下で 何が 起きていたのか』を全員で視聴し、インパクトの強い映像を通して、原子力爆弾の悲惨さ、恐ろしさを学びました。
今回は、少しを角度を変えて、「言葉と想像力でつなぐ歴史と平和」とテーマを題しまして、桶川飛行学校平和祈念館の協力のもと、桶川や熊谷など生徒達にゆかりのある場所で戦争を体験した人々の手記や手紙の言葉を通じて、想像力を働かせて、みんなで戦争や平和について考えてみました。
まず、館長の関根様が桶川飛行学校平和祈念館の概要を説明してくれました。
それから、戦時中の飛行学校の様子、特攻隊、熊谷空襲について、当時の写真を見ながら、それぞれ説明してくれました。
その合間に、そこにいた人々の手記や手紙を演劇部の朗読によって紹介されました。
紹介されたのは以下の4点です。
1)飛行学校で学ぶ学生が友達に当てた手紙
2)特攻隊長の伍井芳夫氏が家族にあてた遺書
3)熊谷空襲を体験した早川氏の文章
4)桶川の軍事工場で働いていた人の手記
生徒達は真剣に耳を傾けていました。
そして、修学旅行の行動班で組まれたグループで感想を共有しました。
最後に、生徒それぞれが、一連の平和学習を通じて、感じたこと、思ったことを漢字1文字で表しました。その理由もグループで共有しました。
「惨」「恐」「繋」「生」「別」「勇」「和」など、様々な思い思いの文字が書き留められていました。
館長さんのまとめの言葉を頂き、ワークショップは終了しました。
生徒と同じ世代の人々、そして馴染みの土地での戦争に関する言葉に触れ、戦争をより身近に、そして、平和の尊さを感じられて1時間だったと思います。
桶川飛行学校平和祈念館の皆様、演劇部の皆さん、ありがとうございました。
11/4 第2学年「総合的な探究の時間」SDGs企業説明会で11団体 来校!
11月4日(金)に第2学年は、「総合的な探究の時間」でSDGs企業説明会を実施しました。
「上尾にゆかりのある企業のSDGsへの取り組み〜君たちの身近に未来への責任を果たす大人たちがいる!〜」と銘打ちまして、上尾にゆかりのある下記の11団体に来校していただき、それぞれの企業や団体での持続可能な社会実現に向けた取り組みを紹介していただきました。
【参加団体一覧】(敬称略)
UDトラック株式会社 / 公益財団法人イオン環境財団 / 三井金属鉱業株式会社 / 株式会社アイチコーポレーション /東武トップツアーズ株式会社 / 株式会社フコク / 株式会社りそなホールディングス / さいたま農業協同組合(JAさいたま)/ 一般社団法人上尾中央医科グループ協議会 /木の博物館 木力館/ 上尾市
各教室に1企業・団体ずつ入り、生徒たちは、自分の興味のあるターゲットで振り分けられた企業・団体のいる教室に行き、説明を聞きます(30分程度)。それを3回行い、生徒たちは合計3つ企業・団体のSDGsへの取り組みの話を聞くことができました。
各企業・団体のみなさんから、工夫を凝らしたプレゼンを披露していただき、自社のSDGsへの取り組みを熱く語っていただきました。実際に自社の製品を持ち込んでプレゼンをされる企業もありました。
生徒たちは熱く語る大人たちの声に真剣に耳を傾けていました。
この活動を通じて、生徒たちに、SDGsへの理解をより具体的に深める機会にしてもらうことはもちろん、多くの大人たちが彼らの未来に向けて努力をしていること、生徒たち自身も将来社会貢献をしながら働くことが可能なことなど、多くのことに気がついてもらいたいと思っています。。
そして、企業・団体のみなさまにとっても、今回が情報交換や他社との協力の機会になればいいなとも思っています。
上尾高校のこの企画が、さまざまな形で未来につながっていけるよう、これからも持続可能な社会の実現について考えていきたいと思います。
1年商業科・科学と人間生活実験【ブタの眼の観察】
1年商業科の科学と人間生活の授業で「ブタの眼の観察」実験を行いました!
ブタの眼を解剖し、内部のつくりを調べる実験です。
まず周りについている筋肉などを、視神経を切らないように注意しながら取り除きます。
それから眼球にメスで切れ込みを入れて解剖ばさみで一周切り、内部の観察をしました。
さらにガラス体を取り除き、前半球の内側にある水晶体を取り出して新聞の文字がどのように見えるか観察しました。
水晶体は水とタンパク質が主成分で、クリスタリンというタンパク質が透明性を維持していることも学びました。
生徒に感想を聞くと、「怖かったけど、実際に実験をやってみると構造がよくわかったので良かった。」という声が多かったです。
みんな慎重に取り組んでくれたので、一人も怪我をせずに安全に実験できたことが何よりです。
カルチュアル・スタディー・ツアー in TOKYO
10月30日(日)に有志6人、大学生ボランティア3名、教員2名で、都内での異文化・国際交流体験を目的としたスタディーツアーを実施しました。
本来は、夏期講習の一環で募集したのですが、夏のコロナ感染拡大によって、この日の実施となりました。
代々木上原駅に集合して、日本最大のイスラム寺院のである東京ジャーミー、海外からの研修生などが多く利用するJICA東京センターの食堂で昼食&突撃インタビュー、そして、JICAの広報施設である地球ひろば、という行程を1日たっぷり使って、巡りました。
東京ジャーミーでは、まず、職員の方からイスラム文化についてレクチャーがありました。
日曜日ということもあり、2組の結婚式が行われていて、なぜか一緒に写真を撮らしてもらえる流れに...。生徒たちは困惑していました笑。でも、これも異文化体験!
↑白い衣装のインドネシアの花嫁さん。
↑こちらは、インドネシアの男性と中国の女性のカップル。もはや、ここはどこなんだろうの?という錯覚の中でパシャリ!
礼拝堂では1日5回行われる礼拝も見ることができました。実践される宗教を間近で見ることができて、高校生のみんなは真剣な眼差しで、異文化と向き合っていたのが印象的でした。
続いて、JICA東京センターの食堂でランチタイム!JICA(国際協力機構)は日本の発展途上国支援をおこなっている中心的な機関です。この東京センターは、海外から日本の技術を学びにくる研修生の宿泊施設になっているので、地下の食堂には様々な国籍の方がいるので、まさに海外感覚!そこは一般公開されているので、ランチ利用をさせてもらいました。
そして、食後に、利用者に突撃インタビュー!バングラデシュの男性が協力をしてくれました。
みんな、一所懸命質問して、聞き取って、リアクションして、と頑張っていました。
そして、最後にJICAの広報施設である地球ひろばを訪れました。
ここでは発展途上国で2年間のボランティアを行う青年海外協力隊を経験したことのある方によって、体験談や展示を案内してくれる2時間のツアーに参加しました。
まず、青年海外協力隊のお話を伺いました。東ティモールに赴任され、栄養や保健について取り組んだ体験談を聞かせてもらいました。
その後、展示の説明も受けました。SDGsを中心とした展示が行われていましたので、総合的な探究の時間でSDGsに取り組んでいる2年生は、意気揚々とお話を伺ったり、展示の体験ゾーンで積極的に学んでいました。
朝の10時から夕方の4時半まで、どっぷり異文化や国際交流を感じることができた1日でした。生徒たちにとって、新しい出会いや学び、興味の一歩になってもらえればと思います。