今日の上高

2022年6月の記事一覧

理科・実験 3年理系・化学実験【アルコールとアルデヒド】

理科・実験3年理系の化学の授業で「アルコールとアルデヒド」の実験を行いました!

まず演示実験で、メタノールに金属ナトリウムを入れて蓋をし、変化の様子を観察した後、発生した気体に点火をしました。

次に、メタノールと水が入った試験管を温水に浸し、らせん状に巻いた銅線を熱して液面付近まで入れて上下させ、観察しました。またこの操作を数回繰り返して、液のにおいをかいでみました。

次に、フェーリング液と沸騰石が入った試験管にホルマリンを入れて振り混ぜ、穏やかに加熱し、溶液の色の変化(フェーリング反応→フェーリング液の還元)を見ました。

最後に、硝酸銀水溶液にアンモニア水を褐色沈殿が消えるまで加え、そこにホルマリンを1滴加えて素早く振り混ぜて静置し、銀鏡反応を観察しました。

最近は気温も高くなり、過去の実験方法では上手くいかなかったため、予備実験で試行錯誤を重ねた結果、ホルマリンを1滴加えたら温水に浸さずに静置するのが一番上手くいくことがわかりました。今回はその方法で生徒実験を行った結果、ほとんどの班で成功することができました。

みんなきれいな銀鏡反応を観察することができ、大喜びでした笑う

実験は期末考査に出ますので、よく復習しておきましょうね!

 

 

 

理科・実験 3年文系・化学基礎実験【中和滴定】

理科・実験3年文系の化学基礎の授業で「中和滴定」の実験を行いました!

中和滴定の操作方法や実験器具について学び、市販の食酢中の酢酸濃度を調べる実験です。

まずホールピペットを用いて食酢を10ml正確に測りとり、メスフラスコに入れて純水を加えて10倍希釈溶液を作ります。途中で空気が入ってしまい、口に入ってしまった生徒もいました(^_^;)

次に別の生徒が、その希釈溶液を10mlずつ3つのコニカルビーカーに測りとり、フェノールフタレイン溶液を加えて準備完了。0.1mol/lの水酸化ナトリウム水溶液を用いて滴定を行いました。

3回行いましたが、みんな回数を重ねるごとにコツがわかり、上手になっていきました。

それぞれの実験結果から、食酢の酢酸濃度を計算で求めました。

すべての班が3.9%。実際の食酢の酢酸濃度は4.2%なのでまずまずの結果になりました。

この実験は期末考査に出ますので、よく復習しておきましょう鉛筆

理科・実験 2年理系・生物実験【コハク酸脱水素酵素】

理科・実験2年理系の生物の授業で「コハク酸脱水素酵素」の実験を行いました!

2年生理系クラスでは、化学に続いて生物でも実験が行われています。

今日の生物実験は、ドライイーストをグルコース溶液に溶かし30分放置したものを「ツンベルク管」の主室に入れたところから実験を始めました。

ツンベルク管の副室にコハク酸ナトリウム水溶液とメチレンブルーを入れ、結合してアスピレーターで脱気します。穴の位置や、脱気した後の操作の順番などに注意をしながら実験を進めます。順番を間違えて逆流してしまった班もありました。

次に、副室の中身を主室に移してよく攪拌し、時間経過ごとに色の変化を観察しました。

最後に、班で一人がストロ-を使って息を吹き込み、色が青くなるのを観察しました。

この実験で、クエン酸回路ではたらく「コハク酸脱水素酵素」のはたらきを、メチレンブルーの色の変化を利用して観察することができました。

理科・実験 2年理系 化学実験【金属間の起電力とボルタ電池】

理科・実験 2年理系の科学の授業で「金属間の起電力とボルタ電池」の実験を行いました!

まず、電圧計の使い方を乾電池の電圧を測定して確認し、次に4種類の金属片(Mg,Zn,Fe,Cu)を用いて2種類ずつの金属間の起電力を測定しました。

次に「ボルタ電池」の仕組みについて理解するため、希硫酸の中に亜鉛版と銅板を浸して気体発生の様子などを観察し、電位差を測定しました。

最後に、10円玉と1円玉を用いて電池を作って電圧を測定し、電子メロディの動作確認をしました。

33円で電子メロディが鳴ることに驚き!!

2年生はコロナの影響で高校に入学して初めての化学実験(生徒実験)でした。

みんな楽しそうにいきいきと実験に取り組んでいました。