2015年11月の記事一覧
美術部 埼玉県高校美術展で大活躍
美術部 埼玉県高校美術展で大活躍
彫刻で2作品が入賞!
秋晴れの県立近代美術館。今日が高校美術展の最終日。会場は多くの美術部員や来場者で盛況でした。最近リニューアルされた美術館に絵画や彫刻、工芸など見ごたえのある作品が多数展示されていました。

彫刻で2作品が入賞!
秋晴れの県立近代美術館。今日が高校美術展の最終日。会場は多くの美術部員や来場者で盛況でした。最近リニューアルされた美術館に絵画や彫刻、工芸など見ごたえのある作品が多数展示されていました。
全国大会優秀賞に選ばれた本校の栗原伶奈(2年)の『トリオップス』と埼玉県優秀賞の仁科光貴(1年)の『Steller's sea eagle』、2つの作品は同じ展示スペースの離れた位置で向かい合っていました。

上段の写真の手前右が『トリオップス』の裏側、中央奥に小さく見えるのが『Steller's sea eagle』
作品の写真を撮る人が絶えませんでした。
上尾高校美術部からは彫刻だけでなく油絵も多数出展されていました
残念ながら会場で部員たちに会うことはできませんでしたが、絵画も含めて上高生の作品を楽しませてもらいました。
上高生の進路を豊かにする10講演会
上高生の進路を豊かにする
10分野の講演会一挙開催
本日1年生の進路行事として各方面で活躍される下記の10名の講師をお招きし、講演会を開催しました。
・新井麻紀子様(埼玉県立大学)看護師の仕事
・澤登真珠枝様(埼玉県警察)鉄道警察隊の仕事
・鈴木祐子様(さいたま地方検察庁)司法の仕事
・青木厖様(ディレクトフォース)国際社会で海外の人と働く仕事
・服部毅様(ディレクトフォース)科学技術立国日本を支える物造りの仕事
・内山勢様(毎日新聞)ジャーナリストの仕事
・石田繁様(パレスホテル大宮)ホテルの仕事
・金城良尚様(NECネッツエスアイ)南極越冬隊の仕事
・長光加奈様(タカラトミー)おもちゃ作りの仕事
・木村亜希様(日本航空)航空会社の仕事
生徒たちはそれぞれ興味のある講演を一つ選んで午後の2時間、じっくり未知の世界の話を聞きました。
私が10会場を足早に回って断片的にお聞きしたことなどを紹介します。

・看護師の仕事には39人が参加、資料を見ながら真剣に耳を傾ける生徒たちの姿がありました。県立大には見学に行ったことがあります。広大なキャンパスに充実した設備。上高生の有力な進路候補です。
・県警からは2人の婦人警察官が来てくださいました。澤登様は鉄道警察隊の隊長です。電車の中では女性の犯罪被害が多いためか、隊長は女性の警察官。
・警察官に続いて検事も女性の方でした。お話を伺うと、大学まで理系で大手の日用品メーカーで歯磨き粉の開発などをされた後で、司法試験に挑んで検事になられたというスーパーキャリアの持ち主。華奢な体格ながら、「シャブ中(覚せい剤などの常用者)を相手にするには様々な経験が必要。勉強だけでなくいろいろな経験を」と。
・ディレクトフォースは理科教育や国際理解教育などの社会貢献を行う一般社団法人です。青木様は私の前職の先輩でした。複数の外資系の企業で大活躍された方です。生徒たちに具体的な演習課題を与え、グループでの討議などを通じて国際的な環境で働くために必要なスキルや考え方を伝えてくれました。
・ディレクトフォースのもうひと方、服部様はブリヂストンでの経験を元に日本の製造業の魅力を語ってくださいました。
・毎日新聞の内山様は「夜回り、朝駆け」などと板書して新聞記者の仕事ぶりを語ってくださいました。週刊誌の編集などの経験も豊富な方です。私も初職は雑誌の編集者でしたので、懐かしい用語が聞けました。
・パレスホテル大宮の石田様は多彩な資料でホテル業界、ホテルの仕事内容について詳しくお話くださいました。
・NECネッツエスアイの金城様は、豊富な南極の写真を使って極地での越冬経験を話してくれました。南極の氷もお持ちくださいました。
・タカラトミーの長光様は、ピカチューなどのキャラクタービジネスなどおもちゃ業界の魅力を語ってくれました。入社3年目とは思えない見事なトークで生徒たちの心を掴んでいました。
・JALのキャビンアテンダントの木村様は制服姿が絵になる長身。講演後、講師控え室の前でもずっと数名の女子生徒に囲まれていました。高校時代はバスケットボール部で活躍されたそうです。
生徒たちには普段の授業とは違う学びの機会となりました。将来を考えるヒントが数多くあったことと思います。10講座のうちたった1つにしか出られなかったことが残念。

美術部 イルミネーションで平和の願い
美術部 イルミネーションで平和の願い
商業施設に早めのクリスマスムードが漂うこの時期、各地で駅前などに夜間のイルミネーションが点灯され始めます。
本校に隣接する北上尾駅周辺にも11月14日から1月7日まで、市民参加のイルミネーションが施され街を照らします。地元の小中高生の作品などを楽しむことができます。もちろん本校も美術部が作品を提供しています。
写真の作品は平和のシンボルとされる鳩です。
「戦争のない平和な世界が訪れますように」というメッセージが添えられています。
皮肉なことに点灯式の前日、11月13日金曜日(日本時間14日朝)にパリで同時多発テロが起こり、多くの命が失われました。
オランド大統領はこれを『イスラム国』との「戦争状態」と表現し非常事態宣言を出しています。嗚呼!
税に関する作文で商業科1年生 大活躍!
税に関する作文で商業科1年生 大活躍!
上尾税務署主催「税に関する高校生の作文コンテスト」において、本校生3名が入賞しました。
石川 菜々子(1年7組)
「税金の力」 上尾税務署長賞
「税金の力」 上尾税務署長賞
下屋敷 絢美(1年7組)
「税金によってつくられる豊かな生活」 埼玉県知事賞
「税金によってつくられる豊かな生活」 埼玉県知事賞
石橋 佑香(1年9組)
「思いが込められた教科書」 埼玉県租税教育推進協議会長賞
「思いが込められた教科書」 埼玉県租税教育推進協議会長賞
11月16日に上尾市文化センターで表彰式が行われ、中学生の部の入賞者などとともに表彰状や記念品が贈呈されました。本校では商業科の1年生が夏休みにこの作文に取り組みました。
石川は東日本大震災の復興に税が使われたことなどに触れ「これから納税者となる私たちは税についてもっと知らなくては・・」と書きました。
下屋敷は公共施設や自衛隊を挙げ「税金のおかげで私たちは健康で安全な生活を送れる」と。
石橋は小中学校の教科書が無償配布されていることに触れ「日本ではすべての人が平等な教育を受けられる」と納税の意義について述べました。
下屋敷は公共施設や自衛隊を挙げ「税金のおかげで私たちは健康で安全な生活を送れる」と。
石橋は小中学校の教科書が無償配布されていることに触れ「日本ではすべての人が平等な教育を受けられる」と納税の意義について述べました。
高校に入学したばかりの1年生にとっては税について学ぶ良い機会になったようです。
つい先日、河野行革相らによって、行政事業レビューが行われ政府予算の無駄遣いがチェックされました。
国際宇宙ステーションに費やした累計8000億円の費用対効果など、短期的なそろばん勘定で可否を論じるべきではないと思うものもあれば、一方で、原子力政策がらみでは、使用済み核燃料の輸送船「開栄丸」が5年以上使われることがないまま、多くの船員に毎月123万円の給与が払われ続けていることなど、私には合点のいかない事実も明るみにされました。
国際宇宙ステーションに費やした累計8000億円の費用対効果など、短期的なそろばん勘定で可否を論じるべきではないと思うものもあれば、一方で、原子力政策がらみでは、使用済み核燃料の輸送船「開栄丸」が5年以上使われることがないまま、多くの船員に毎月123万円の給与が払われ続けていることなど、私には合点のいかない事実も明るみにされました。
生徒たちには今後も継続的に税の徴収と使途のあり方(負担と給付の世代間格差など)、さらに税に社会保険料も加えた国民負担と社会保障のあり方など、幅広く関心を持ってほしいと思います。
私も現在は税金から給与をいただく身です。生徒たちから税金の無駄遣いと言われない仕事をしなければ・・・。
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天文部 カンブリア宮殿に登場!
天文部 カンブリア宮殿に登場!
本日(11月11日)、テレビ東京の人気番組「カンブリア宮殿」の取材スタッフの訪問を受けました。11月18日と20日の2回、本校の天文部の取材の申込です。
天文部は今年、天体望遠鏡のトップメーカーである(株)ビクセンの「ビクセン天文部 応援中!」という企画に応募し、同社から様々な活動支援を受けています。
近日放映予定のカンブリア宮殿で(株)ビクセンが特集されます。その中で本校の天文部の活動も紹介される予定です。
11月18日に、しし座流星群の活動が極大となります。天文部はその時期を狙って観測のため校舎の屋上で合宿(野宿)します。その様子などが撮影されるようです。皆さんお楽しみに。
ちなみに、上高生にぜひ毎週見て欲しいお勧めのTV番組を挙げます。
・カンブリア宮殿 テレビ東京 木曜日22:00~
・ガイアの夜明け テレビ東京 火曜日22:00~
・がっちりマンデー TBSテレビ 日曜日7:30~
どれも様々な仕事の面白さや意義を具体的に伝えてくれます。将来の職業生活を考えるヒントをもらえます。理屈に抜きに面白いので見てください。
上高教育週間 1年5組ハザードマップ作り
1年5組 ハザードマップ作り
~上高教育週間~
~上高教育週間~
本日、埼玉県の「未来を拓く『学び』プロジェクト」の一環として、本校の教諭2名(地歴・公民科の豊田博也、理科の新井義弘)による協調学習の授業が公開されました。
協調学習はアクティブ・ラーニングの手法として全国から注目を集める学習法で、埼玉県は6年前からこの手法の研究開発に取り組む先進県です。
私は豊田教諭の地理A「日本の自然環境と防災」に出席しました。県内のある地域をモデルとして生徒たちが3種類の資料をもとにグループで議論し、洪水発生時にどこに避難すべきかを判断しました。次の授業ではこれを発展させてハザードマップを作成します。
教員1人対生徒40人で、教員が生徒に一方的に知識を授けるという従来型の授業ではなく、生徒同士がそれぞれ異なる資料を持ち寄って3人のグループで討論しながら学習を深め、同時にコミュニケーションのスキルを磨いていきます。
今回のハザードマップ作りは、地理の授業としてタイムリーで格好の課題でした。生徒たちは地理を学習する意義についても理解を深めたはずです。このような取り組みや作成された教材が広く共有されていくことを期待します。
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