2016年10月の記事一覧
上尾高校のNIE 2年5組 新聞リレーノート
上尾高校のNIE(新聞活用)
2年5組 新聞リレーノート
本校は今年度、新聞販売店様のご協力で、新聞4紙を学級数分いただいています。その活用方法はクラスごとに様々ですが、2年5組では2冊の「新聞リレー」ノートが日々クラスメートの手から手へ回っています。

ノートを受け取った生徒は、当日の新聞から気になる記事を1本選び、切り抜ぬいてノートに貼りコメントを書きます。その前に、前日の生徒の切り抜きとコメントを見て、それについてのコメントも記入します。こうやってクラス42 人の間で2冊のノートが回り続けています。
ちなみに写真は、上段左から、10月20日産経新聞「草加せんべい 非常食に」、10月21日読売新聞「教室で同級生ら切りつけ--3人けが 容疑の高1逮捕」、10月20日朝日新聞「バーナーで窓割り侵入か」(大阪一家殺傷事件)、10月21日読売新聞「給付型奨学金月3万円軸」の各記事。ノートの赤字は担任教諭のコメントです。
過去数日分をめくると、日ハム大谷投手の165km、年金支給額抑制法案、石垣島の月の虹、全盲男性の駅ホーム転落事故など本当に様々な話題がピックアップされ、生徒達の驚きや不安や憤りなど率直な思いが書き添えられています。
自分で記事を選んでコメントすることも良い学びですが、リレー形式で自分とは異なるクラスメートの選択や視点に触れるのも意義深い。
自分で記事を選んでコメントすることも良い学びですが、リレー形式で自分とは異なるクラスメートの選択や視点に触れるのも意義深い。
今後はさらに新聞ごとの書きぶりの違いなどにも注目してほしいと思います。
上尾高校の3つの顔 生徒3人のスピーチ
上尾高校の3つの顔
普通科・商業科・定時制
生徒3人のスピーチ
本日(10月9日)、全日制の学校説明会を実施しました。
開始前の時間帯は本降りの雨でしたが、1,000人大きく超える中学生、保護者の皆さんにご参集いただきました。ありがとうございました。あらためて本校への期待の大きさを実感しております。
開始前の時間帯は本降りの雨でしたが、1,000人大きく超える中学生、保護者の皆さんにご参集いただきました。ありがとうございました。あらためて本校への期待の大きさを実感しております。
説明会では、生徒たちが様々な役割を果たします。前日までの準備に加え、当日は受付や誘導の係、そして筝曲部や吹奏楽部によるステージでの演奏、さらには各科の代表生徒による学校生活紹介のスピーチがあります。
今回は普通科2年生女子と商業科2年生男子が、自分の受験体験や学校生活について語りました。
普通科女子は、高校選びの段階で北辰テストで合格に十分な偏差値があったので、上尾高校に入って指定校推薦で大学進学しようと考えた、きらきらした高校生活を思い描いていたが、入ってみたらみなまじめな生徒ばかりで、高校選びを間違えたと思った。でもだんだんまじめがかっこいいと思えるようになってきた。いま「県立高校グローバルリーダー育成塾」のメンバーに選ばれ国内で様々な研修を受けている。まもなくハーバード大学やMITなどへの訪問を含むアメリカ研修に行く。進学は一般入試に切り替え大学で国際観光学を学びたいと考えている、と語りました。
商業科男子のスピーチ。高校選びの最初の段階では普通科を考えていた。上尾高校の商業科のことを知って、県内トップの商業科で役に立つ資格をとって将来に備えるのもいいと思って入学した。入学して1年半ですでに9回の検定試験(簿記検定など)を受験した。部活動が盛んであることも魅力だ。知られている野球部やソフトテニス部、筝曲部だけではなく、多くの部活動ががんばっている。自分は陸上部で砲丸投げを始めた。最初は地区予選でびりから2番目だったが、最近は連続して県大会に出場している。
説明会に続いて商業科の体験入学も行われました。
学校説明会を終えて、私は桶川市にあるさいたま文学館に移動しました。ここでは「第49回埼玉県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表会」(主催:埼玉県教育委員会 後援:埼玉県高等学校PTA連合会、NHKさいたま放送局、テレ玉ほか)が行われており、県内の定時制・通信制の高校に通う16名の生徒によるスピーチが行われました。
本校定時制からも4年生の男子が出場し、最終話者として7分間の持ち時間をフルに使って「有言実行」という題で熱弁をふるいました。
本校定時制からも4年生の男子が出場し、最終話者として7分間の持ち時間をフルに使って「有言実行」という題で熱弁をふるいました。
入学当初はクラスに馴染めずイヤホンをしてクラスメイトと交わらなかった。1年生のときは体育祭実行委員を押し付けられ、いやいややったが、クラスが負けて悔しかった。その後様々な出来事を通じて親友ができクラスも変わった。母や友人の支えで休まず学校に通うことができた。結局体育祭実行委員は4年まで続け、やりがいになった。今は就職活動に取り組んでいる、自分で夜遅くまで求人票をめくり製造業の会社を見つけた。半年後には卒業して立派な社会人になる。自分自身に誓ったことを最後まで貫き通す。
上尾高校には、全日制の普通科と商業科に加えて定時制(普通科)があり、3つが一体化して毎昼夜、それぞれ特色ある学習活動を展開しています。
上尾高校には、全日制の普通科と商業科に加えて定時制(普通科)があり、3つが一体化して毎昼夜、それぞれ特色ある学習活動を展開しています。